特許
J-GLOBAL ID:200903022218122751

音像定位装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-108829
公開番号(公開出願番号):特開平9-298598
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 スピーカ2個で、複数対地からの音声の音像をそのスピーカ間の任意の位置に結ばせることにより、安価に臨場感を持たせた通信等を可能にする。【解決手段】 例えば、通信回線50-1から音声信号が送られてくると、予め設定された音源(スピーカ31、仮想音源34-1R)の音の強さS1L,S1Rの信号が等化器60-1L,60-1Rに入力され、伝達関数によって演算されて加算器70L,70Rから、左右のスピーカ31,32から発生する音の強さSSL,SSRに対応した信号が出力される。この信号により、増幅器41,42の増幅度が設定され、通信回線50-1から送られてきた音声信号が増幅され、スピーカ31,32から音声が発生する。この音声は、スピーカ31と仮想音源34-1Rから発生したように話者21に聞こえる。
請求項(抜粋):
聴者の前方の左右に配置され、第1の駆動信号に基づき左側の第1の音声を発生する第1のスピーカ、及び第2の駆動信号に基づき右側の第2の音声を発生する第2のスピーカと、前記第1と第2のスピーカの間の任意の位置に予め設定された複数の仮想音源と前記聴者との間、及び前記第1,第2のスピーカと前記聴者との間の空間的かつ音響的な伝達関数が予め与えられており、前記第1,第2のスピーカ及び前記複数の仮想音源のうちの音像生成の対象となる音源の音の強さの信号を入力し、この入力信号と該伝達関数とに基づき、前記第1,第2のスピーカ及び前記複数の仮想音源に対応して、前記第1のスピーカから発生させる音の強さに応じた第1の信号を複数個生成して出力すると共に、前記第2のスピーカから発生させる音の強さに応じた第2の信号を複数個生成して出力する等化手段と、前記複数の第1の信号を加算して第1の加算信号を出力すると共に、前記複数の第2の信号を加算して第2の加算信号を出力する加算手段と、入力音声信号を前記第1の加算信号に基づき増幅して前記第1のスピーカに与える第1の駆動信号を出力すると共に、その入力音声信号を前記第2の加算信号に基づき増幅して前記第2のスピーカに与える第2の駆動信号を出力する増幅手段とを、備えたことを特徴とする音像定位装置。
IPC (4件):
H04M 3/56 ,  H04S 1/00 ,  H04S 5/00 ,  H04S 7/00
FI (4件):
H04M 3/56 Z ,  H04S 1/00 K ,  H04S 5/00 ,  H04S 7/00 F

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