特許
J-GLOBAL ID:200903022220737119

被処理物の減容化処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-150997
公開番号(公開出願番号):特開2000-334417
出願日: 1999年05月31日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】 廃棄物等の処理物を加熱処理炉で、脱塩素処理剤を混入して加熱処理し、発生した分解ガスと処理剤とを接触反応して脱塩素処理を行い、これを減容化処理する装置において、脱塩素処理する際、被処理物の性質等により不完全反応が生じ、有害成分が残存する場合がある。【解決手段】 噴霧追加手段50を設けて、加熱処理炉10内に多孔質の処理剤の紛体を追加供給して、残存する未反応の有害物質と反応させて除去する。多孔質化は、加熱導管52内を通過するときに含有する気化成分を蒸発飛散させることで行う。
請求項(抜粋):
有害なハロゲン物質を含有する被処理物と、加熱により被処理物から発生する有害なハロゲン物質と接触反応して無害な塩化物を生成する処理剤とを混合して外部加熱手段により加熱し、発生したハロゲン物質と処理剤とを反応させて無害な塩化物を生成することで脱塩素処理を行う加熱処理炉と、該加熱処理炉で加熱処理した残渣を加熱して減容化する加熱処理炉とを備えた被処理物の減容化処理装置において、前記加熱処理炉の内部に紛体の処理剤を噴霧するための噴霧追加供給手段を設け、該噴霧追加供給手段は、紛体の処理剤を貯蔵する紛体貯蔵部と、加熱処理炉内に処理剤を噴霧するノズル部と、該ノズル部と紛体貯蔵部とを連通し、内部を通る紛体の処理剤を加熱する加熱導管と、紛体の処理剤をノズル部から送出させる処理剤送出手段から成り、前記紛体貯蔵部に貯蔵する処理剤は、加熱により分離飛散する気化成分を含有し、且つ有害成分と反応して無害な塩類を生成するアルカリ物質の紛体であって気化成分の分離飛散により表面積が増加するものであることを特徴とする被処理物の減容化処理装置。
IPC (7件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  A62D 3/00 ,  F23G 5/02 ZAB ,  F23G 5/04 ZAB ,  F23G 5/20 ZAB ,  F23G 5/46 ZAB
FI (7件):
B09B 3/00 302 E ,  A62D 3/00 ,  F23G 5/02 ZAB E ,  F23G 5/04 ZAB E ,  F23G 5/20 ZAB A ,  F23G 5/46 ZAB A ,  B09B 3/00 ZAB
Fターム (25件):
2E191BA12 ,  2E191BC01 ,  2E191BD11 ,  3K061GA08 ,  3K061GA10 ,  3K061KA16 ,  3K065AA24 ,  3K065AB01 ,  3K065AC19 ,  3K065CA03 ,  3K065CA14 ,  3K065HA02 ,  3K065JA05 ,  3K065JA13 ,  3K065JA20 ,  4D004AA46 ,  4D004AB06 ,  4D004AB07 ,  4D004AC05 ,  4D004CA22 ,  4D004CA42 ,  4D004CB09 ,  4D004CB34 ,  4D004CB36 ,  4D004CC12

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