特許
J-GLOBAL ID:200903022228111235
鏡筒付き光学素子の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-184911
公開番号(公開出願番号):特開平10-029825
出願日: 1996年07月15日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【目的】 レンズを鏡筒部とともに一体的に成形する鏡筒付き光学素子の製造方法において、光学素子に過大な内部応力を発生させることなく、且つ光学素子を鏡筒部に確実に保持させることが可能な製造方法を提供する。【解決手段】 金属筒30の内側に収容されたガラス素材29をガラス転移点以上の温度に加熱する。次に、金属筒30にスペーサ33、34を介して軸方向の圧縮力を加え、弾性領域内で径方向に変形させるとともに、型6、13を用いてガラス素材29に軸方向のプレス成形荷重を加える。この際、プレス成形に伴うガラス素材29の径方向の変形は金属筒30の内壁面で拘束する。ガラス素材29をガラス転移点以下まで冷却した後、ガラス素材29に対するプレス成形荷重、及び金属筒30に対する軸方向の圧縮荷重を解除する。ガラス素材(レンズ)29は金属筒(鏡筒部)30の弾性復元力によりその内壁面で保持される。
請求項(抜粋):
金属筒の内側に収容されたガラス素材をガラス転移点以上の温度に加熱する工程と、金属筒に軸方向の圧縮荷重を加えて弾性領域内で径方向に変形させる工程と、型を用いてガラス素材に軸方向のプレス成形荷重を加えるとともに、これに伴うガラス素材の径方向の変形を前記金属筒の内壁面で拘束する工程と、ガラス素材をガラス転移点以下の温度まで冷却する工程と、ガラス素材に対する前記プレス成形荷重を解除する工程と、金属筒に対する前記軸方向の圧縮荷重を解除して、ガラス素材のプレス成形によって作成された光学素子を金属筒の内壁面で保持させる工程と、を備えたことを特徴とする鏡筒付き光学素子の製造方法。
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