特許
J-GLOBAL ID:200903022228806691

骨灰のりん酸安定製法と肥料への活用

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-353082
公開番号(公開出願番号):特開2003-176189
出願日: 2002年10月31日
公開日(公表日): 2003年06月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】骨灰は肥料取締法では特殊肥料となっている。その主因は高熱処理するので、品質が不安定、製品はバラツキが多いなどの懸念があるためである。骨灰の燐酸分利用拡大のため、骨灰の肥効を確認し、複合肥料に相応しい品質の安定を確保する。【解決手段】CP成分(ク熔性燐酸)は800±50°C程度が高く1000°C以上で焼成すると急激に不安定となり、TP(全燐酸)は増加するがCP成分は低下する。1300°C以上になると物性が極端に不安定になるが、最低値CP12%(余剰成分を無視)程度は確保できることから、焼成炉内温度を1300°C以下で管理する必要がある。市販の熔成燐肥、脱膠骨粉等を対照に栽培試験を行ったが、TPベースは少し劣るが、CPベースでは全く差異はなかった。以上より、一定の温度管理で製造すると、骨灰でも複合肥料などの原料に活用できる。
請求項(抜粋):
骨灰を複合肥料の原料として使用すること
Fターム (8件):
4H061AA02 ,  4H061AA04 ,  4H061BB41 ,  4H061BB60 ,  4H061GG18 ,  4H061HH04 ,  4H061LL02 ,  4H061LL25
引用特許:
審査官引用 (7件)
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