特許
J-GLOBAL ID:200903022233111502
ステンレス溶鋼の粗脱炭スラグの改質方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中前 富士男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-052846
公開番号(公開出願番号):特開2002-256323
出願日: 2001年02月27日
公開日(公表日): 2002年09月11日
要約:
【要約】【課題】 ステンレス溶鋼の脱炭精錬で発生する酸化クロムを含有するスラグから酸化クロムを効率良く還元して溶銑に回収してステンレス溶鋼を製造し、スラグ中の酸化クロム濃度を低減し、スラグの膨張を無くして資源として有効利用することができるステンレス溶鋼の粗脱炭スラグの改質方法を提供する。【解決手段】 精錬炉10に溶銑とクロム含有合金を装入し、吹酸脱炭精錬を行って製造した粗溶鋼を出鋼した後、精錬炉10に未還元スラグ19を残留させ、精錬炉10に新しい溶銑18を装入して炭材の添加と吹酸を行い、未還元スラグ19に含まれる酸化クロム濃度が3〜10重量%になるまで一次還元を行った後、処理後の溶銑18aと一次還元を行ったスラグ19aを精錬容器20に排出し、精錬容器20内で攪拌混合すると共に、アルミ還元剤とシリコン還元剤を添加して、スラグ19aに含まれる酸化クロムを二次還元する。
請求項(抜粋):
精錬炉に溶銑とクロム含有合金を装入し、吹酸脱炭精錬を行って製造した粗溶鋼を出鋼した後、前記精錬炉に未還元スラグを残留させ、該精錬炉に新しい溶銑を装入して炭材の添加と吹酸を行い、前記未還元スラグに含まれる酸化クロム濃度が3〜10重量%になるまで一次還元を行った後、処理後の溶銑と一次還元を行ったスラグを精錬容器に排出し、該精錬容器内の溶銑とこのスラグを攪拌混合すると共に、アルミ還元剤とシリコン還元剤を添加して、前記スラグに含まれる酸化クロムを二次還元することを特徴とするステンレス溶鋼の粗脱炭スラグの改質方法。
IPC (4件):
C21C 5/28
, C21C 5/36
, C21C 5/54
, C21C 7/00
FI (6件):
C21C 5/28 E
, C21C 5/28 H
, C21C 5/36
, C21C 5/54
, C21C 7/00 F
, C21C 7/00 J
Fターム (26件):
4K013AA02
, 4K013BA00
, 4K013CD02
, 4K013CF02
, 4K013CF13
, 4K013FA02
, 4K013FA05
, 4K013FA06
, 4K014CA04
, 4K014CB00
, 4K014CB01
, 4K014CE01
, 4K070AA04
, 4K070AB03
, 4K070AB11
, 4K070AB14
, 4K070AC02
, 4K070AC04
, 4K070AC07
, 4K070BA10
, 4K070BA12
, 4K070BC02
, 4K070BC07
, 4K070DA07
, 4K070EA02
, 4K070EA03
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