特許
J-GLOBAL ID:200903022235208848

射出成形方法および射出成形型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶 良之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-332795
公開番号(公開出願番号):特開平10-156872
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 表皮を部分的に有する成形品をうる方法および型であって、表皮の端部をしっかりと固定でき、しわ不良のない表皮を有する成形品を形成することのできる射出成形方法を提供する。【解決手段】 表皮10の裏面側を樹脂を注入する側の金型(第1金型1)の型表面8に向け、表皮10の端部11を挿入溝4に挿入し、固定具6に設けられた凸片5で固定する。固定された表皮10の裏側に溶融樹脂を注入し、表皮10の表面を、他方の金型(第2金型)2の型表面に押しつける。一方、凸片5は、部分的に表皮10の端部11を固定するものであり、表皮10の端部で凸片5と凸片5との間を溶融樹脂は通り抜けることができ、表皮の有る部分13aと無い部分13bとが一体化した樹脂層を形成する。
請求項(抜粋):
一対の金型のうち樹脂を注入する側の金型に、表皮の端部を挿入するための挿入溝を設け、該挿入溝に挿入された表皮の端部を当該挿入溝の側面に向けて押圧し固定するための凸片を複数個、それらのあいだを溶融樹脂が流れうるように設け、表皮の裏面側を樹脂を注入する側の金型の型表面に向け、当該表皮の端部を当該金型の挿入溝に挿入する工程と、前記表皮の端部を前記凸片で固定する工程と、前記表皮の表面側をもう一方の金型の型表面に押し付けるように溶融樹脂を当該表皮の裏面側に注入する工程と、前記表皮の端部で前記凸片の間を溶融樹脂が通り抜けることにより、表皮の有る部分と表皮の無い部分とを連結する樹脂層を形成する工程を含んでなることを特徴とする射出成形方法。
IPC (2件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/26
FI (2件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/26

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