特許
J-GLOBAL ID:200903022236839167

デジタル携帯電話装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-129567
公開番号(公開出願番号):特開平6-338854
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 非同期干渉の発生を未然に防止して、常に安定した通話品質を確保する。【構成】 時分割多元接続方式のデジタル携帯電話装置において、受信信号の電界強度レベルを測定してしきい値と比較することにより、他基地局からの干渉バースト信号の接近を検出する干渉バースト信号検出手段2、3と、自局上り回線及び/又は自局上り回線に相当する自スロットの前端位置より所定時間前の時間位置並びに後端位置より所定時間後の時間位置を干渉バースト信号の検出時期として決定する干渉バースト信号検出時期決定手段5と、干渉バーストの接近を検出した場合に干渉バーストが自スロットにかかって非同期干渉を発生しないようにフレーム周期を調整するフレーム周期制御手段6と、干渉バーストによる非同期干渉が防ぎきれない場合に回線切り替え部9に回線切り替えを行うように指示する回線切り替え指示手段6とを備える。
請求項(抜粋):
通信すべき基地局から送信されるバースト信号中の所定の同期信号パターンを検出することにより、時分割された該基地局からの自局下り回線を捕捉占有し、更に、捕捉した該自局下り回線の同期信号を時間基準として、時分割された該基地局への自局上り回線の時間位置を計ることにより、自局上り回線を捕捉占有する時分割多元接続方式のデジタル携帯電話装置において、受信信号の電界強度レベルを測定してしきい値と比較することにより、他基地局からの干渉バースト信号の接近を検出する干渉バースト信号検出手段と、前記自局上り回線及び/又は自局下り回線に相当する時間幅である自スロットの前端位置より所定時間前の時間位置、並びに、該自スロットの後端位置より所定時間後の時間位置を、前記干渉バースト信号検出手段による検出時期として決定する干渉バースト信号検出時期決定手段と、前記干渉バースト信号検出手段により、干渉バースト信号が前記自スロットの前方から接近したことが検出された場合に、該自スロットを後方へずらすためにフレーム周期を所定時間だけ長くする一方、干渉バースト信号が前記自スロットの後方から接近したことが検出された場合に、該自スロットを前方へずらすためにフレーム周期を所定時間だけ短くするように制御するフレーム周期制御手段と、前記干渉バースト信号検出手段により、干渉バースト信号が前記自スロットの前方及び後方の両方向から接近したことが検出された場合に、回線切り替え部に対し回線切り替えを行うように指示する回線切り替え指示手段とを備えたことを特徴とする携帯電話装置。
IPC (4件):
H04B 7/26 109 ,  H04B 7/26 ,  H04J 3/00 ,  H04L 7/10

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