特許
J-GLOBAL ID:200903022242865757

溶融炭酸塩型燃料電池昇温制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 富久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-360789
公開番号(公開出願番号):特開平5-166527
出願日: 1991年12月10日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】【目的】 閉ループで加熱されるカソードガスの温度と電池部材の温度との間の温度差が適当な範囲になり、電池が急速に加熱されることによる支障を防止し、安全な電池の昇温をすることができる溶融炭酸塩型燃料電池昇温制御方法を提供することにある。【構成】 電池昇温時に、カソードガス入口弁とカソードガス出口弁とを全閉にしてカソードガス循環ラインと燃料電池とで閉ループを形成し、この閉ループでカソードガスを循環させて加熱する方法において、該閉ループのカソードガス入口と出口のそれぞれのガス温度を検知してその温度差を求め、この温度差に基づいてガス加熱器の発熱量を加減して、前記温度差を所定の範囲内に保ちながら昇温することからなる。
請求項(抜粋):
カソードガス循環ラインにカソードガス循環ブロワとガス加熱器とを有する燃料電池プラントであって、電池昇温時に、カソードガス入口弁とカソードガス出口弁とを全閉にして前記カソードガス循環ラインと燃料電池とで閉ループを形成し、この閉ループでカソードガスを循環させて加熱する方法において、前記閉ループのカソードガス入口およびカソードガス出口のそれぞれのガス温度を検知して、その入口と出口の温度差を求め、この温度差に基づいて前記ガス加熱器の発熱量を加減して、前記温度差を所定の範囲内に保ちながら昇温することを特徴とする、溶融炭酸塩型燃料電池昇温制御方法。

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