特許
J-GLOBAL ID:200903022243023156

複合システムにおけるログファイル制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 寛 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-135451
公開番号(公開出願番号):特開平5-334158
出願日: 1992年05月28日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】本発明は、複数の計算機により構成される複合システムにおけるログファイル制御方式に関し、高速のトランザクション処理の実現を目的とする。【構成】複合システムの半導体外部記憶装置1に、ログデータを一時的に収納するバッファ10と、このバッファ10の排他獲得の制御のための制御表11とを展開し、更に、リカバリ用のファイル4を計算機毎に備え、かつ、各計算機は、トランザクション処理の終了時点に、ログデータをこのファイル4に格納することでトランザクション処理を完結するとともに、制御表11に従ってバッファ10を排他獲得してログデータを転送し、そして、トランザクション処理の終了時点に、バッファ10の転送要求状態を検出すると、トランザクション処理とは非同期に、制御表11に従ってバッファ10を排他獲得して、転送要求表示のログデータを共用のログファイル5に転送していくように構成する。
請求項(抜粋):
通信可能に結合された複数の計算機システムと、各計算機システム間で共用されるデータベース(3) と、該データベース(3) のログデータを各計算機システムに対して共用の形態で管理するログファイル(5) と、各計算機システムから共用される半導体外部記憶装置(1) とを備える複合システムにおいて、半導体外部記憶装置(1) に、ログデータを一時的に収納するログデータバッファ(10)と、該ログデータバッファ(10)の排他獲得を制御するためのシステム間排他制御表(11)とを展開する構成を採り、更に、各計算機システム対応に、上記ログデータバッファ(10)に転送するログデータを一時的に格納するバックアウトファイル(4) を備える構成を採り、かつ、各計算機システムは、トランザクション処理の終了時点に、ログデータを上記バックアウトファイル(4) に格納することでトランザクション処理を完結するとともに、上記システム間排他制御表(11)に従って上記ログデータバッファ(10)を排他獲得して、該ログデータを該ログデータバッファ(10)に転送し、そして、トランザクション処理の終了時点に、該ログデータバッファ(10)の転送要求状態を検出すると、トランザクション処理とは非同期に、上記システム間排他制御表(11)に従って該ログデータバッファ(10)を排他獲得して、該転送要求表示のログデータをログファイル(5) に転送していくよう処理することを、特徴とする複合システムにおけるログファイル制御方式。
IPC (2件):
G06F 12/00 531 ,  G06F 15/16 340

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