特許
J-GLOBAL ID:200903022248693834
光誘起誘電泳動装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-162824
公開番号(公開出願番号):特開2009-002745
出願日: 2007年06月20日
公開日(公表日): 2009年01月08日
要約:
【課題】光誘起誘電泳動装置において、微粒子の移動状態の観察のための照明光の影響を受けることなく、誘起光の照射による不均一交流電場に対応した正確な誘電泳動を行う。【解決手段】誘起光の照射を受けて導電率を変えることで不均一交流電場を形成する光導電膜として、520nm付近に吸収端があるCdSを利用する一方、観察用の照明光はCdSの吸収スペクトルと重ならない赤色を中心とする波長帯域の可視光を用いる。これにより、観察を連続的に行いながら、光導電膜の任意の位置に誘起光を照射して所望の位置や方向に液体中の微粒子を誘電泳動させることができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
微粒子が分散した液体中に不均一交流電場を形成し、該電場による誘電泳動力により前記微粒子を泳動させる誘電泳動装置であって、
a)前記液体に接触するように配置され、特定の波長帯域を持つ光の照射を受けて導電性が変化する光導電部と、
b)前記光導電部に前記特定の波長帯域を含む誘起光を照射することにより前記液体中の交流電場を不均一化させる誘起光照射手段と、
c)前記特定の波長帯域とは異なる波長帯域の光を照射する照明光照射手段を含む、前記液体中の微粒子を光学的に観察する観察手段と、
を備えることを特徴とする光誘起誘電泳動装置。
IPC (3件):
G01N 27/00
, G01N 27/447
, G01N 15/14
FI (3件):
G01N27/00 Z
, G01N27/26 331Z
, G01N15/14 A
Fターム (18件):
2G060AC02
, 2G060AE17
, 2G060AF03
, 2G060AF20
, 2G060AG11
, 2G060AG15
, 2G060FA01
, 2G060FB02
, 2G060HA02
, 2G060HC07
, 2G060HC10
, 2G060HC18
, 2G060HC22
, 2G060HD01
, 2G060HD03
, 2G060HE03
, 2G060JA06
, 2G060KA05
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