特許
J-GLOBAL ID:200903022249551073

内燃機関の排ガス浄化フィルタの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-241100
公開番号(公開出願番号):特開平10-057729
出願日: 1996年08月22日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 フィルタ基材表面のコーティング層が多孔性隔壁の細孔を閉塞してしまうことを防止し、通気抵抗の増加を最小限にとどめて通気抵抗の小さいDPFを得る。【解決手段】 多孔性隔壁3で隔てられた平行な多数のセル2を有するフィルタ基材1を、平均粒径が多孔性隔壁3の平均細孔径よりも小さいγ-アルミナ等の粒子を含むスラリー中に浸漬した後、多孔性隔壁3の両側に差圧を生じさせる。この差圧が駆動力となってγ-アルミナが多孔性隔壁3の細孔内に押し込まれ、細孔が閉塞されるのを防止できる。次いで、フィルタ基材1を乾燥、焼成し、多数のセル2をいずれか一方の端部において互い違いに盲栓することによって通気抵抗の小さい排気ガス浄化フィルタを製造する。
請求項(抜粋):
多孔性隔壁で隔てられた平行な多数のセルを有するフィルタ基材を、平均粒径が上記多孔性隔壁の平均細孔径よりも小さい多孔性金属酸化物粒子を含むスラリー中に浸漬する第1工程と、スラリーから取り出した上記フィルタ基材の、上記多孔性隔壁の両側に差圧を生じさせることにより、上記金属酸化物粒子を上記多孔性隔壁の細孔内に分散させる第2工程と、上記フィルタ基材を乾燥、焼成し、上記多数のセルをいずれか一方の端部において互い違いに盲栓する第3工程とからなることを特徴とする内燃機関の排ガス浄化フィルタの製造方法。
IPC (2件):
B01D 39/20 ,  F01N 3/02 301
FI (2件):
B01D 39/20 A ,  F01N 3/02 301 Z

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