特許
J-GLOBAL ID:200903022250463250

ボックスカルバートの敷設方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-230757
公開番号(公開出願番号):特開平9-060101
出願日: 1995年08月15日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 落差部のある路床において、従来のジャッキストロークを有する搬送装置を用いたボックスカルバート敷設を可能にする手段を提供する。【解決手段】 ボックスカルバートB3 に取付けたブラケット35を、スペーサ部材40を介して支持する昇降台9の上昇及び下降動作を繰り返し行うことにより、スペーサ部材40及び路床用スペーサ部材41を交互に一枚ずつ除去して、ボックスカルバートB3 を順次下降させていき、下段路床に敷設する。【効果】 落差のある路床において、複雑な作業や労力を必要とせず、搬送装置を用いたボックスカルバートの敷設が可能となる。
請求項(抜粋):
ボックスカルバートを載置するコンクリート路床の両側部に配置される走行台車と、同走行台車の上部に設けられジャッキにより昇降する昇降台とを備えたボックスカルバート搬送装置を用いた落差部を有する路床面へのボックスカルバートの敷設方法であって、前記落差部の上段及び下段に亘って連続する走行台車用のレールを敷設し、前記下段の設置場所路床にボックスカルバートが上載可能な複数の路床用スペーサ部材を配置し、前記ボックスカルバートに取付けたブラケットを前記昇降台で支持し前記走行台車を駆動させてボックスカルバートを前記下段の設置位置まで搬送した後、前記昇降台をジャッキダウンさせボックスカルバートを一旦前記路床用スペーサ部材上に載せ、さらにジャッキダウンさせて前記昇降台と前記ブラケットとの間の当接を解除した後、前記ブラケットの取付位置を上方へ移動し、同ブラケットと前記昇降台との間に複数のスペーサ部材を挟持させ前記昇降台ジャッキアップして、路床上に設けた前記スペーサ部材を除去した後、前記昇降台をジャッキダウンさせてボックスカルバートを前記路床用スペーサ部材上に載せ、さらに前記昇降台をジャッキダウンさせて前記昇降台と前記ブラケットとの間に挟持された前記スペーサ部材の一部を除去し、次いで、前記昇降台をジャッキアップして路床上に設けた前記スペーサ部材を除去した後、前記昇降台を再度ジャッキダウンさせてボックスカルバートを前記路床用スペーサ部材上に載せ、これを順次繰り返すことにより、落差部の下段路床上にボックスカルバートを敷設することを特徴とするボックスカルバートの敷設方法。
IPC (3件):
E03F 3/04 ,  B61D 47/00 ,  E03F 3/06
FI (3件):
E03F 3/04 Z ,  B61D 47/00 Z ,  E03F 3/06

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