特許
J-GLOBAL ID:200903022261820128

多段式電磁弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-198578
公開番号(公開出願番号):特開平6-042668
出願日: 1992年07月24日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 冷凍システムの膨張弁等の目的に使用される電磁弁において、選択的に複数個のコイルに通電することにより、多段階に弁のリフトを設定出来る多段式電磁弁を提供することを目的とする。【構成】 弁本体1にプランジャー管2が連成され、吸引子3,第1プランジャー4,第2プランジャー5が設けられ、弁シート10は、弁本体1の一次口7と二次口9との間に形成され、弁体11は、第1プランジャー4と止輪12で固定され、弁体11の頭部11aは係止段部14に摺動自在に遊嵌され、第2プランジャー5の中空部13に設けられたスプリング15が閉弁方向に付勢する。閉弁状態において第1プランジャー4の上面と第2プランジャー5の下面との間に第1間隙L1 を形成し、第2プランジャー5の上面と吸引子3との間に第2間隙L2 が設けられている。
請求項(抜粋):
弁本体にプランジャー管を連成して、該プランジャー管の端部には吸引子を設けるとともに、該プランジャー管内の前記弁本体側に中空の第1プランジャーを、吸引子側に中空の第2プランジャーをそれぞれ摺動可能に挿着してなる多段式電磁弁であって、前記弁本体の一次口と二次口間に設けた弁シートに接離する前記弁体を前記第1プランジャーに固定し、前記弁体を閉弁方向に付勢するスプリングを設け、該弁体に形成した拡大径の係合段部を前記第2プランジャーに形成した係止段部に遊嵌するとともに、前記第2プランジャーの第1プランジャー方向への摺動を規制するストッパを設けて、閉弁状態において第1プランジャーと第2プランジャーとの間に第1間隙を形成するとともに、前記吸引子と第2プランジャーとの間に前記第1間隙より大きな第2間隙を設け、さらに、前記プランジャー管には、第1プランジャー及び第2プランジャーに対応する第1コイルと、第2プランジャー及び吸引子に対応する第2コイルとを設け、前記第1コイルの通電時において、弁体に前記第1間隙に相当する第1リフトを生じ、第2コイルの通電時において、弁体に前記第2間隙に相当する第2リフトを生じ、第1及び第2コイルの通電時において、弁体に第1リフト及び第2リフトの和に相当する第3リフトを生じるよう構成したことを特徴とする多段式電磁弁。
IPC (3件):
F16K 31/06 310 ,  F16K 31/06 305 ,  F16K 31/06

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