特許
J-GLOBAL ID:200903022266321162

到達可能範囲推定方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-149058
公開番号(公開出願番号):特開平6-052484
出願日: 1992年06月09日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】道路ネットワーク解析により、指定の時間内に到達可能な範囲を推定する時間を短縮する。【構成】道路ネットワーク定義部1に道路を国道,県道,一般道路のようにランク分けして、速度係数と各交差点位置とを格納する。道路ネットワーク解析部3は移動手段により、解析する道路のランクを決定する。徒歩または自転車では全道路を解析の対象とするが、二輪車または自動車では指定の時間の3分の2までは幹線道路だけの解析とし、残り3分の1は細い道路までの解析を行なう。また解析途中通過する交差点の通過時刻を交差点到達時刻管理部4に記録しておき、同一交差点に2回目の時刻を記録したときは時刻の前のルートのみを選ぶ。このようにしてしらみつぶしにルートを解析することを避ける。
請求項(抜粋):
指定した地点から指定した時間で到達可能な範囲を道路ネットワーク解析により推定する到達可能範囲推定方式において、道路をランク別に分類し移動手段別に解析する道路のランクを限定する道路限定手段と、移動手段が二輪車または自動車の場合には指定された時間の3分の2までは、予め定めた幹線道路に対応するランクより上位の道路について解析を行ない、残り3分の1は前記道路限定手段で限定された道路までの道路について解析を行なう解析手段と、この解析手段で解析した道路上の隣接2交差点の位置データを受けて交差点ごとの通過時刻を算定して記録すると共に、通過時刻および重複して通過した場合に前回の時刻も併せて解析手段に通知する交差点到達時刻管理手段と、この交差点到達時刻管理手段から与えられた通過時刻が指定された時間による時刻を超えているときの以降の解析、および同一交差点での遅い通過時刻における方の以降の解析を中止する解析中止手段とを有することを特徴とする到達可能範囲推定方式。

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