特許
J-GLOBAL ID:200903022267968992

ホースクリップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-108304
公開番号(公開出願番号):特開2000-297893
出願日: 1999年04月15日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】【課題】 仮止め状態を解除するときに縮径位置をコントロールしやすいホースクリップを提供する。【解決手段】 環状に湾曲形成した板ばね本体11の一端部にスロット孔12と第1のつまみ片13とを形成する。板ばね本体11の他端部には、前記スロット孔12に差し込まれる差し込み片14と第2のつまみ片15とを形成する。更に、差し込み片14には、切り起こし状に形成した係止爪16と、この係止爪16に対して第2のつまみ片15側にあって、かつ第2のつまみ片15に近接するに従って半径方向外方に突出する斜面17とを設ける。第1のつまみ片13の下部には、前記係止爪16が係合して仮止めされる係合部18を設け、この係合部18の反対側の面の下縁部には前記斜面17を摺動する摺動部を設ける。
請求項(抜粋):
環状に湾曲されて弾性曲げ変形可能に形成された板ばね本体を有し、この板ばね本体の一端部に、スロット孔と、このスロット孔より先端側において外方へ突出した第1のつまみ片とが形成され、前記板ばね本体の他端部に、前記スロット孔に差し込まれる差し込み片と、この差し込み片の先端において外方へ突出した第2のつまみ片とが形成されたホースクリップにおいて、前記差し込み片には、外方に突設された係止爪と、この係止爪に対して前記第2のつまみ片側にあってかつ前記第2のつまみ片に近接するに従って外方に突出する斜面とが設けられており、前記第1のつまみ片側には、前記斜面を摺動する摺動部と、前記係止爪が係合して仮止めされる係合部とが設けられていて、前記第1及び第2のつまみ片を挟んで前記板ばね本体を拡開したとき、前記摺動部が前記斜面の下側寄りに位置する状態で前記第1及び第2のつまみ片を開放すると、前記係合部が前記係止爪に係合して仮止めされ、前記仮止め状態から更に前記第1及び第2のつまみ片を引き寄せると、前記摺動部が前記斜面によってガイドされて前記第1のつまみ片が径方向外側に押出されるように、前記斜面と前記摺動部とが構成されていることを特徴とするホースクリップ。
Fターム (1件):
3H017EA09

前のページに戻る