特許
J-GLOBAL ID:200903022273039219

ファンモータ駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-238330
公開番号(公開出願番号):特開2003-050042
出願日: 2001年08月06日
公開日(公表日): 2003年02月21日
要約:
【要約】【課題】 電源電圧が瞬断または瞬停した場合や、減電状態となった場合に、ファンモータの回転数の低下分を確実に補償する。【解決手段】 商用電源の入力波形のゼロクロスを検出するゼロクロス検出回路22と、商用電源の減電状態を検出する減電検出回路23と、商用電源の瞬断または瞬停止によるファンモータ31aの回転数の低下分を補償するためのファンモータ31aの駆動制御値を予め登録している制御テーブル25aとを備え、制御部24は、ゼロクロス信号に基づいて商用電源の瞬断または瞬停止を検出した場合には、その瞬断または瞬停止の時間に基づいて制御テーブル25aを検索し、当該時間に対応するパワーアップ率とサイクル数とに基づいてファンモータ31aを駆動制御するとともに、減電状態が検出された場合には、その減電率に対応するパワーアップ率でファンモータ31aを駆動制御する。
請求項(抜粋):
ファンモータが回転数検出機能を有しないフリーラン状態で回転制御される空気調和機において、商用電源の入力波形のゼロクロスを検出してゼロクロス信号を出力するゼロクロス検出手段と、前記商用電源の入力波形に基づいて、商用電源の減電状態を検出する減電検出手段と、前記商用電源の瞬断または瞬停止による前記ファンモータの回転数の低下分を補償するためのファンモータの駆動制御値を予め登録しているとともに、この駆動制御値は、商用電源の瞬断または瞬停止の時間と、モータの通常運転時に対するパワーアップ率と、そのパワーアップ率での運転を維持するサイクル数とからり、かつ、瞬断または瞬停止の時間に対応させて、パワーアップ率とサイクル数の両方を組み合わせて変更した値に設定されている制御テーブルと、前記ゼロクロス信号に基づいて商用電源の瞬断または瞬停止を検出した場合には、その瞬断または瞬停止の時間に基づいて前記制御テーブルを検索し、当該時間に対応するパワーアップ率とサイクル数とに基づいて前記ファンモータを駆動制御するとともに、前記減電検出手段により減電状態が検出された場合には、その減電率に対応するパワーアップ率で前記ファンモータを駆動制御する制御手段とを備え、前記制御手段はさらに、前記商用電源の入力波形をA/D変換して積算することにより入力電圧値を取得し、この入力電圧値に基づいて前記ファンモータの駆動制御を監視することを特徴とするファンモータ駆動制御装置。
Fターム (2件):
3L061BE03 ,  3L061BF08

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