特許
J-GLOBAL ID:200903022274150970
吊り装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮園 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-006940
公開番号(公開出願番号):特開2007-187276
出願日: 2006年01月16日
公開日(公表日): 2007年07月26日
要約:
【課題】従来の吊り装置では、防振ゴムが下部吊り金具の下板に固定された構造であるため、防振ゴムが欠損してしまう可能性があり、この欠損が原因となって下部吊りボルトが脱落してしまう。【解決手段】第1部材2が上吊りボルト8に取付けられ、第2部材3が、第1部材2に回転可能に取付けられた腕部15と、腕部15の下端部同士を連結した下板80とを備え、下板80が、下半球面状の下面27と上面22と貫通孔17とを備え、弾性体が下板80の上面22の曲率と同じ曲率の曲面に形成された下面23を備えて下板80の上面側に配置され、ナット締結面体5が下板80の下面27の曲率と同じ曲率の曲面に形成された上面28を備えて下板80の上面側に配置され、下吊りボルト26がナット締結面体5の貫通孔29と弾性体の貫通孔25とこれら貫通孔よりも径の大きい上記貫通孔17とを上下に貫通してナット締結面体5と第2部材3と弾性体とに連結された。【選択図】図1
請求項(抜粋):
天井コンクリートスラブより下方に突出する上吊りボルトを上下に貫通させるための貫通孔が形成された取付部と取付部の両側より下方に延長する脚部とを備えた第1部材と、第2部材と、下吊りボルトを上下方向に貫通させるための貫通孔を備えた弾性体と、下吊りボルトを上下方向に貫通させるための貫通孔を備えたナット締結面体とを備え、上吊りボルトが第1部材の取付部の貫通孔を上下に貫通し、取付部の上方と下方とにおいて上吊りボルトに装着された上下のナットが互いに近づく方向に締結されることによって第1部材が上吊りボルトに取り付けられ、第2部材が、上吊りボルトの中心軸と直交する回転中心軸によって第1部材の脚部に回転可能に取り付けられた腕部と、腕部の下端部同士を連結した下板とを備え、下板が下半球面状の下面及び上面を備えた板材により形成され、下板には下吊りボルトを上下方向に貫通させるための貫通孔が下面及び上面の中央を上下に貫通するように形成され、弾性体が下板の上面の曲率と同じ曲率の曲面に形成された下面を備えて下板の上面側に配置され、ナット締結面体が下板の下面の曲率と同じ曲率の曲面に形成された上面を備えて下板の上面側に配置され、下吊りボルトがナット締結面体の貫通孔と弾性体の貫通孔と第2部材の下板に形成されたナット締結面体や弾性体の貫通孔よりも径の大きい貫通孔とを上下に貫通し、弾性体の上方において下吊りボルトに装着された上ナットとナット締結面体の下方において下吊りボルトに装着された下ナットとが互いに近づく方向に締結されたことによって、ナット締結面体と第2部材と弾性体とが下吊りボルトに連結され、下吊りボルトが第2部材の下板の貫通孔内を移動するに伴ってナット締結面体と弾性体とが下板に沿って移動可能に形成されたことを特徴とする吊り装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (5件):
3J048AA01
, 3J048BA03
, 3J048BA15
, 3J048DA07
, 3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (1件)
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吊り形防振装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-004797
出願人:昭和電線電纜株式会社
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