特許
J-GLOBAL ID:200903022274383347

膜蒸発装置および膜蒸留方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-178615
公開番号(公開出願番号):特開平9-024249
出願日: 1995年07月14日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【目的】 膜蒸留セルにおける蒸気の透過速度を増大させ、顕熱の移動による熱損失を低減するともに、装置自体を小型化した膜蒸発装置を提供する。【構成】 疎水性多孔質膜102を仕切りに原液114が流れる原液室104と冷却水122が流れる冷却水室106とを形成した膜蒸留セル100と、原液ポンプ110と、原液108を加熱する加熱器112と、冷却水ポンプ118と、冷却水122を冷却する冷却器120からなる膜蒸発装置に、原液側流路の加圧調整器128および/または冷却水流路側の(図示しない)減圧調整器を設けた。【効果】 疎水性多孔質膜102内の原液室104側でフラッシュ蒸発作用を生じさせ、単位膜面積当たりの蒸気の透過速度を大幅に増大できる。したがって、放熱による熱損失を低減でき、膜面積を削減し、膜蒸発装置を小型化できる。
請求項(抜粋):
疎水性多孔質膜を仕切りとして原液が流れる原液室と冷却液が流れる冷却液室とを形成した膜蒸留セルと、原液ポンプと、原液を加熱する加熱器と、冷却液ポンプと、冷却液を冷却する冷却器とからなり、前記原液から発生する蒸気を前記疎水性多孔質膜に通過させ、前記冷却液に凝縮して吸収させ、前記原液を蒸留し濃縮する膜蒸発装置において、原液側流路に加圧調整手段を設けたことを特徴とする膜蒸発装置。
IPC (3件):
B01D 61/36 ,  B01D 65/00 ,  G21F 9/08 531
FI (3件):
B01D 61/36 ,  B01D 65/00 ,  G21F 9/08 531 B

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