特許
J-GLOBAL ID:200903022279688804

位相同期回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-346449
公開番号(公開出願番号):特開平6-197014
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】入力信号に同期した信号を得るための位相同期回路に関し、基準信号がなくなっても同期状態と同等の発振周波数の信号を得るとともに、基準入力復帰時の同期状態への引き込み時間を短縮することを目的とする。【構成】電圧制御発振器4から同期状態と同等の周波数の信号を得るための電圧を持つ固定電圧電源6の出力と、フィルタ3の出力とを加算器7で加算し、その加算電圧を電圧制御発振器4に入力し、基準信号Piが入力されている場合は通常の位相同期回路として動作し、基準信号Piが停止すると、基準信号が入力されていることを監視する基準信号入力検出回路5からの信号によりフィルタ3内部の積分要素に蓄えられている情報を短絡初期化し、フィルタ3からの出力を零として電圧制御発振器4に固定電圧電源6からの固定電圧のみを印加するようにする。
請求項(抜粋):
一定の電圧を発生させる電源と、基準信号と比較信号との位相差を検出し、位相差に応じた信号を出力する位相比較器と、基準信号の入力の状態を監視する基準信号入力検出回路と、前記位相比較器により出力された信号を平滑化するとともに、基準信号入力検出回路からの信号に応じて内蔵する積分要素を短絡して蓄積情報の初期化を可能としたフィルタと、該フィルタから出力された信号と前記電源から出力された信号とを加算する加算器と、該加算器の出力に比例した周波数の信号を出力する電圧制御発振器と、該電圧制御発振器から出力された信号を分周し、比較信号として前記位相比較器に出力する分周器とを備え、前記基準信号入力検出回路が基準信号の入力停止を検出したときに、前記フィルタを短絡初期化することを特徴とする位相同期回路。
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開平4-035416
  • 特開平1-232828
  • 特開昭55-067242
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