特許
J-GLOBAL ID:200903022280666130

音声状態判別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-092768
公開番号(公開出願番号):特開平9-281987
出願日: 1996年04月15日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 しきい値の適応が速く、短時間で音声状態を精度良く判別することができる音声状態判別装置を提供する。【解決手段】 フレーム分割された入力信号のレベルを測定するフレームエネルギー計算部2と、これにより測定された上記入力信号のレベルと該入力信号が音声信号か非音声信号かを判別するためのしきい値とを比較して出力する比較部4と、この比較部4により比較した結果、上記入力信号のレベルが現在のしきい値よりも大きい場合にはそのしきい値を所定の割合で増加させ、一方、小さい場合にはそのしきい値を減少させるものであって、現在のしきい値が音声状態判別処理の開始時から所定時間内における入力信号のレベルの最小値よりも小さい場合には、上記しきい値の増加割合を通常時の増加割合よりも大きい所定の割合に設定するしきい値計算部3とを備えた音声状態判別装置1。
請求項(抜粋):
所定のフレーム間隔に分割された入力信号のレベルを測定するレベル測定手段と、このレベル測定手段により測定された上記入力信号のレベルと、該入力信号が音声信号または非音声信号の何れであるかを判別するためのしきい値とを比較して出力する比較手段と、この比較手段により上記入力信号のレベルが現在設定されているしきい値よりも大きいと判断された場合には、そのしきい値を所定の割合で増加させ、該比較手段により入力信号のレベルが現在設定されているしきい値よりも小さいと判断された場合には、そのしきい値を減少させるものであって、上記しきい値を増加させる所定の割合を、過去の所定時間内における入力信号のレベルの最小値と、現在のしきい値との差に基づいて設定するしきい値適応化手段と、を具備したことを特徴とする音声状態判別装置。
IPC (4件):
G10L 3/00 ,  G10L 3/00 513 ,  G10L 9/00 ,  H03M 7/30
FI (4件):
G10L 3/00 B ,  G10L 3/00 513 A ,  G10L 9/00 C ,  H03M 7/30 Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 音声検出回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-052698   出願人:株式会社東芝
  • 特開平2-176796

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