特許
J-GLOBAL ID:200903022283146676

1,4-ブタンジオールの精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-330469
公開番号(公開出願番号):特開平6-172235
出願日: 1992年12月10日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【構成】 ジアセトキシブタンを加水分解して得られた加水分解反応物から1,4-ブタンジオールを精製する方法において、?@該加水分解反応物を第1蒸留塔に供給し、塔頂より水及び酢酸の実質的全量を留去し、塔底液を第2蒸留塔に供給すること、?A第2蒸留塔の塔頂または上部側流よりジアセトキシブタン及びヒドロキシアセトキシブタンを留去し、該留出物を加水分解反応帯域に循環し、一方、下部側流より粗1,4-ブタンジオールを蒸気相として取り出すこと、?B該粗1,4-ブタンジオール及び水素ガスを水素化触媒を充填した水素化反応帯域に供給すること、?C該水素化反応物を第3蒸留塔に供給し、側流または塔底より1,4-ブタンジオールを取り出すこと、を特徴とする1,4-ブタンジオールの精製方法。【効果】 高純度の1,4-ブタンジオールを長期に渡って安定して製造することができる。
請求項(抜粋):
ジアセトキシブタンを加水分解して得られた加水分解反応物から1,4-ブタンジオールを精製する方法において、(1)該加水分解反応物を第1蒸留塔に供給し、塔頂より水及び酢酸の実質的全量を留去し、塔底液を第2蒸留塔に供給すること、(2)第2蒸留塔の塔頂または上部側流よりジアセトキシブタン及びヒドロキシアセトキシブタンを留去し、該留出物を加水分解反応帯域に循環し、一方、下部側流より粗1,4-ブタンジオールを蒸気相として取り出すこと、(3)該粗1,4-ブタンジオール及び水素ガスを水素化触媒を充填した水素化反応帯域に供給すること、(4)該水素化反応物を第3蒸留塔に供給し、側流または塔底より1,4-ブタンジオールを取り出すこと、を特徴とする1,4-ブタンジオールの精製方法。
IPC (6件):
C07C 31/20 ,  B01J 23/44 ,  B01J 23/46 301 ,  C07C 29/80 ,  C07C 29/90 ,  C07B 61/00 300

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