特許
J-GLOBAL ID:200903022287748948

高耐久性近赤外線吸収化合物及びその用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-256299
公開番号(公開出願番号):特開平9-157536
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 高耐久性を有し、700〜1100nmの範囲で幅広い吸収領域を持つフタロシアニン系近赤外線吸収化合物、およびそれを用いる熱線吸収材を提供する。【解決手段】 一般式(1)で表される高耐久性近赤外線吸収化合物。【化1】〔Xは例えば水素原子、ハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルキルアミノ基、アルキルアリールアミノ基を、R1〜R8は水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基を、Y1〜Y3は水素原子、アルキル基、アリール基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基を、nは0〜14、lは1〜8、mは0〜14を表し、n+2l+m=16である。Mは2価の金属原子或いは3価又は4価の置換金属原子又はオキシ金属原子を表す。〕
請求項(抜粋):
一般式(1)で表される高耐久性近赤外線吸収化合物。【化1】〔式中、Xは各々独立に水素原子、ハロゲン原子、水酸基、総炭素数1〜20のアルコキシ基、総炭素数6〜20のアリールオキシ基、総炭素数1〜20のアルキルチオ基、総炭素数6〜20のアリールチオ基、総炭素数1〜20のアルキルアミノ基、総炭素数6〜20のアリールアミノ基、総炭素数7〜20のアルキルアリールアミノ基を表し、隣り合うXが二つのヘテロ原子を通じて5員環あるいは6員環を形成しても良い。R1〜R8は各々独立に水素原子、総炭素数1〜20のアルキル基、総炭素数6〜20のアリール基、総炭素数1〜20のアルコキシ基、あるいは総炭素数6〜20のアリールオキシ基を表す。Y1〜Y3は各々独立に水素原子、総炭素数1〜20のアルキル基、総炭素数6〜20のアリール基、総炭素数1〜20のアルキルスルホニル基、総炭素数6〜20のアリールスルホニル基、総炭素数2〜20のアルキルカルボニル基、総炭素数7〜20のアリールカルボニル基であり、同一窒素上のY2とY3が環状のイミドを形成してもよい。各々独立のY1〜Y3のうちの少なくとも一つは総炭素数1〜20のアルキルスルホニル基、総炭素数6〜20のアリールスルホニル基、総炭素数2〜20のアルキルカルボニル基、総炭素数7〜20のアリールカルボニル基、あるいは各々独立の同一窒素上のY2とY3の少なくとも一組が環状のイミドを形成する。nは0〜14の整数を表し、lは1〜8の整数を表し、mは0〜14の整数を表し、n+2l+m=16である。Mは2価の金属原子あるいは3価または4価の置換金属またはオキシ金属を表す。〕
IPC (7件):
C09B 47/00 ,  C07D487/22 ,  C08K 5/46 KBW ,  C09D 5/32 PPB ,  C09D 11/02 PTE ,  C09K 3/00 105 ,  G02B 5/22
FI (7件):
C09B 47/00 ,  C07D487/22 ,  C08K 5/46 KBW ,  C09D 5/32 PPB ,  C09D 11/02 PTE ,  C09K 3/00 105 ,  G02B 5/22
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-273879

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