特許
J-GLOBAL ID:200903022288717140

混合炭化水素からベンゼンを回収する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 兼坂 眞 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-298745
公開番号(公開出願番号):特開平7-196542
出願日: 1994年12月02日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 混合炭化水素流からベンゼンを分離するための、効率的で経済的な方法を提供すること。【構成】 ベンゼンを含む混合流から、ベンゼンを除去及び回収するための方法であって、抽出蒸留溶剤系と向流接触で前記混合流を流して、前記混合流及び抽出蒸留溶剤系を抽出蒸留して、主に前記蒸留溶剤系に溶解及び/又は分散された前記ベンゼンからなる底流を得、前記底流を蒸留して、前記ベンゼン並びに前記蒸留溶剤系の一部を含むストリッパーオーバーヘッド流と、主に前記蒸留溶剤系の成分からなるストリッパー底流とを得、前記ストリッパー底流を抽出蒸留塔へ再循環し、ストリッパーオーバーヘッド流を、凝縮、及びベンゼンを含む芳香族生成物流と、前記蒸留溶剤系の成分を含む溶剤流とに相分離することにより分離することを含む方法。
請求項(抜粋):
ベンゼン及び/又は他の芳香族炭化水素、並びに混合非芳香族炭化水素を含む混合流から、ベンゼン及び/又は他の芳香族炭化水素を除去及び回収するための方法であって、該方法は、抽出蒸留塔中で、実質的にジメチルスルホキシドからなる抽出蒸留溶剤系に対して向流接触で、前記混合流を流し、それにより前記混合流及び抽出蒸留溶剤系を抽出蒸留して、実質的に前記混合非芳香族炭化水素からなるオーバーヘッド抽残物流と、前記蒸留溶剤系に溶解及び/又は分散された、実質的に前記ベンゼン及び/又は他の芳香族炭化水素からなる底流とを得る工程と、ストリップ塔中で前記底流を蒸留し、前記ベンゼン及び/又は他の芳香族炭化水素並びに前記蒸留溶剤系の一部を含むストリッパーオーバーヘッド流と、実質的に前記蒸留溶剤系の成分からなるストリッパー底流とを得る工程と、前記混合流を抽出蒸留するために、前記ストリッパー底流を前記抽出蒸留塔へ再循環する工程と、ストリッパーオーバーヘッド流を、凝縮、及びベンゼン及び/又は他の芳香族炭化水素を含む芳香族生成物流と、前記蒸留溶剤系の成分を含む溶剤流とに相分離することにより、分離する工程とを含む、ベンゼン及び/又は他の芳香族炭化水素、並びに混合非芳香族炭化水素を含む混合流から、ベンゼン及び/又は他の芳香族炭化水素を除去及び回収するための方法。
IPC (3件):
C07C 15/04 ,  C07C 7/08 ,  C10G 7/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭49-023771

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