特許
J-GLOBAL ID:200903022295071833

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-008475
公開番号(公開出願番号):特開平8-200020
出願日: 1995年01月23日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 可変バルブタイミング機構を備える内燃機関において、目標バルブタイミングと実バルブタイミングとの誤差を解消するため、基準バルブタイミングを学習するに当たり、基準バルブタイミングの誤学習を抑制すること。【構成】 VVTがフェイル状態にあると判断された場合には(S13:YES)、最遅角学習をすることなくステップはS16に移行し、前回の最遅角学習値GVTを用いて実変位角VTBの校正が行われる。一方、VVTがフェイル状態にないと判断された場合には(S13:NO)、吸気側カムシャフトを最遅角位置(変位角0°)に向けて駆動制御後、所定時間が経過したか否かが判断され(S14)、所定時間経過していないと判断された場合には(S14:NO)、最遅角学習をすることなくステップはS16に移行する。これに対して、所定時間経過したと判断された場合には(S14:YES)、S10において算出された実変位角VTBを最遅角学習値GVTとして学習するため、前回の最遅角学習値GVTを更新する(S15)。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフトの回転に同期して所定のタイミングで駆動され、燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉する吸気バルブ及び排気バルブと、前記内燃機関の運転状態を検出するための運転状態検出手段と、その運転状態検出手段によって検出された内燃機関の運転状態に応じた目標バルブタイミングを決定するための目標バルブタイミング決定手段と、前記吸気バルブ又は前記排気バルブのうち少なくともいずれか一方のバルブタイミングを変更させる可変バルブタイミング機構と、その可変バルブタイミング機構が配設された側におけるバルブの実バルブタイミングを検出するためのバルブタイミング検出手段と、前記目標バルブタイミング決定手段により決定された目標バルブタイミングが最変位バルブタイミングである場合に、前記バルブタイミング検出手段によって検出された実バルブタイミングを基準バルブタイミングとして学習する基準バルブタイミング学習手段と、その基準バルブタイミング学習手段によって学習された基準バルブタイミングを用いて目標バルブタイミングに対する実バルブタイミングの偏差を校正する実バルブタイミング校正手段と、その実バルブタイミング校正手段によって校正された実バルブタイミングを、前記目標バルブタイミング決定手段によって決定された目標バルブタイミングに収束させるため前記可変バルブタイミング機構を制御するバルブタイミング制御手段と、前記可変バルブタイミング機構がフェイルしているか否かを判断するフェイル判断手段と、前記フェイル判断手段によって前記可変バルブタイミング機構がフェイルしていると判断された場合には、前記基準バルブタイミング学習手段による基準バルブタイミングの学習を禁止する学習禁止手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (5件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02 ,  F02D 41/04 320 ,  F02D 41/22 301 ,  F02D 45/00 340
引用特許:
審査官引用 (1件)

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