特許
J-GLOBAL ID:200903022302124697

脂肪族ポリエステル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-278021
公開番号(公開出願番号):特開2001-098057
出願日: 1999年09月30日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】【課題】 加水分解性や生分解性に優れ、成形時に副反応が生起せず、成形加工時の安定性が良く、製品の品質低下が少ない脂肪族ポリエステルを提供する。【解決手段】 主成分が式(-OC-R1-COO-(CH2)4-O-)で示される繰り返し構成単位からなり(但し、式中、R1 は(CH2)nから成りn=2又は4を示す)、還元粘度(ηsp/c)は0.6以上で、且つ、X線吸収微細構造(XAFS)のX線近吸収端構造(XANES)のスペクトルから定義される特定の状態のTi、即ち、Tiの近傍に存在する他原子との配置が特定の状態であるTiを有し、更に、窒素雰囲気下260°Cで30分間放置後の末端COOH基数の増大が、20eq/トン以下である脂肪族ポリエステル。
請求項(抜粋):
下記(A)、(B)及び(C)で表される特性を有し、且つ主成分が式(-OC-R1-COO-(CH2)4-O-)で示される繰り返し構成単位からなることを特徴とするチタン含有脂肪族ポリエステル(但し、式中、R1 は(CH2)nから成りn=2又は4を示す)。(A)X線吸収微細構造解析(XAFS)のX線近吸収端構造(XANES)のバックグラウンドを差し引いた後のスペクトルにおいて、チタンのK吸収端のジャンプ高さに対する、吸収端近傍の4.965〜4.972keV付近のプリエッジピークのうちの主ピークの強度の割合をR1とし、且つチタンのK吸収端のジャンプ高さに対する該主ピークの最大傾きと最小傾きの差をr1として表し、Ti含有複合触媒CAで合成した脂肪族ポリエステルのR1とr1をそれぞれR1Aとr1Aとし、該複合触媒と同一Tiモル濃度のTi単独触媒CB(CAがTiを含む複数種の添加型触媒の場合、その中のTi単独触媒を指し、また、CAがTiから成る他金属との複合化合物の場合、その複合化合物を合成するために使用したTi単独金属の化合物を指す。)で合成した脂肪族ポリエステルのR1とr1をそれぞれR1Bとr1Bとした場合、式(i)及び/又は(ii)の関係を満たすR1Aとr1Aを与えることR1A/R1B>1.05 (i)r1A/r1B>1.05 (ii)(B)還元粘度(ηsp/c)≧0.6(C)窒素雰囲気下260°Cで30分熱処理した後の末端COOH基数の増大が、20eq/トン以下であること。
IPC (2件):
C08G 63/16 ZAB ,  C08G 63/85
FI (2件):
C08G 63/16 ZAB ,  C08G 63/85
Fターム (33件):
4J029AA03 ,  4J029AB02 ,  4J029AC01 ,  4J029AD01 ,  4J029AD10 ,  4J029AE01 ,  4J029AE02 ,  4J029BA01 ,  4J029BA02 ,  4J029BA03 ,  4J029BA04 ,  4J029BA05 ,  4J029BD07A ,  4J029BF07 ,  4J029BF08 ,  4J029BF09 ,  4J029BF10 ,  4J029CA04 ,  4J029CA06 ,  4J029FB01 ,  4J029FB07 ,  4J029FC12 ,  4J029HA01 ,  4J029HB01 ,  4J029HB02 ,  4J029JF131 ,  4J029JF141 ,  4J029JF181 ,  4J029JF321 ,  4J029KB25 ,  4J029KD02 ,  4J029KE05 ,  4J029KJ05
引用特許:
審査官引用 (1件)

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