特許
J-GLOBAL ID:200903022307690461

流体封入式防振装置およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-289488
公開番号(公開出願番号):特開2001-041280
出願日: 1999年10月12日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】【課題】 ロータリーバルブの駆動軸の配設用孔や空気圧制御のエア通路用孔等に利用される、第二の取付部材における円筒状部に設けられた挿通孔において、封入流体のシール性を、高度に且つ簡単な構造をもって実現すること。【解決手段】 第二の取付部材14の円筒状部24において、仕切部材46をシールゴム43を介装して内挿配置すると共に、該仕切部材46において、該円筒状部24に設けられた貫通孔47が位置する径方向両側に大径突部120を設けることにより、それら円筒状部24と仕切部材46の間でのシールゴム43に対する挟圧力を貫通孔の周囲において、増大せしめた。
請求項(抜粋):
第一の取付部材を、円筒状部を備えた第二の取付部材に対して離間配置せしめて、それら第一の取付部材と第二の取付部材を本体ゴム弾性体で連結すると共に、非圧縮性流体が封入されて該第一の取付部材と該第二の取付部材の間への振動入力時に相対的な圧力差が生ぜしめられる複数の流体室を形成する一方、前記第二の取付部材の円筒状部にオリフィス部材を内挿配置せしめて、該オリフィス部材の外周面を全周にわたって該円筒状部の内周面に密接固定し、該オリフィス部材によって前記複数の流体室を相互に連通するオリフィス通路を形成すると共に、該オリフィス通路による防振特性を外部から制御するための制御用孔を該オリフィス部材に設けて、前記第二の取付部材の円筒状部に設けた貫通孔を通じて、該制御用孔を外部に開口せしめた流体封入式防振装置において、前記オリフィス部材と前記第二の取付部材の円筒状部との間にシールゴム層を配して、それらオリフィス部材の外周面と円筒状部の内周面を該シールゴム層を挟んで全周に亘って密接せしめると共に、それらオリフィス部材と円筒状部の間で該シールゴム層に及ぼされる圧縮率を周方向において変化させて、前記挿通孔が位置する径方向で圧縮率を最も大きくしたことを特徴とする流体封入式防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  F16F 13/06
FI (2件):
F16F 13/00 630 F ,  F16F 13/00 620 U
Fターム (5件):
3J047AA03 ,  3J047CA12 ,  3J047CB10 ,  3J047DA02 ,  3J047GA01
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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