特許
J-GLOBAL ID:200903022311369465

積層コアを有する回転電機のロータ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-112274
公開番号(公開出願番号):特開平7-298527
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 回転シャフトの振れを最小限に抑えることができる積層コアを有する回転電機のロータ構造を提供すること。【構成】 積層コア10はスロット数Nの整数倍の枚数の鉄心単板12を所定の角度回転させながら積層することにより形成される。例えば、スロット数Nを「3」、鉄心単板12の総数を「15」とする。積層する際に回転させる角度としては、1スロットの間隔である120度とする。このような角度で回転させながら15枚の鉄心単板12を積層した場合には、3枚毎に鉄心単板12の打ち抜き位相角が一巡し、各鉄心単板12による偏心力が打ち消される。しかも、積層コア10を構成する鉄心単板12の枚数は、この打ち抜き位相角が一巡する枚数(スロットNに等しい)の整数倍であるため、積層コア10全体としても偏心力の総和が最小となる。
請求項(抜粋):
金属材料を打ち抜いて形成した複数の鉄心単板を所定の角度回転させながら積層した積層コアと、この積層コアに圧入された回転シャフトとを備えたロータ構造であって、前記積層コアを構成する前記鉄心単板の枚数をスロット数Nの整数倍とし、前記鉄心単板のそれぞれを360度を前記スロット数Nで除算した角度ずらして積層を行うとともに、前記鉄心単板のシャフト孔の内径を前記回転シャフトの外径よりも小さく形成することにより前記鉄心単板と前記回転シャフトとを嵌合させることを特徴とする積層コアを有する回転電機のロータ構造。
IPC (2件):
H02K 1/28 ,  H02K 15/02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-036748
  • 特開昭54-001804
  • 特開昭54-001805

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