特許
J-GLOBAL ID:200903022315178346

環境放射線モニタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-005295
公開番号(公開出願番号):特開平10-197639
出願日: 1997年01月16日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 エネルギースペクトルに基づきエネルギー校正を行う環境放射線モニタにおいて、環境の放射線状態が異常な場合における誤ったエネルギー校正を防止する。【解決手段】 異常判定部50は、線量演算部26で求められた環境の線量データやスペクトルメモリ30上に形成された環境放射線のエネルギースペクトルに基づき、環境の放射線状態が正常か異常かを判定する。正常と判定された場合は、校正制御部52がスペクトル利用校正処理部32を動作させる。すると、スペクトル利用校正処理部32は、スペクトルメモリ30内のエネルギースペクトルに基づいてエネルギー校正処理を行う。一方、異常と判定された場合は、校正制御部52は、温度利用校正処理部44を動作させる。すると、温度利用校正処理部44は、温度センサ40で得られたプローブ部10の温度に対応する校正係数を温度校正テーブル46から読み出し、この校正係数を用いてエネルギー校正を行う。
請求項(抜粋):
環境中の放射線を放射線検出器にて検出し、この放射線検出器から出力される検出パルスに基づき環境放射線量を算出する環境放射線モニタにおいて、前記放射線検出器から出力された検出パルスを波高分析してエネルギースペクトルを求める波高分析手段と、求められたエネルギースペクトルにおける所定の天然放射性核種に関するピークに基づきエネルギー校正を行うスペクトル利用校正手段と、環境放射線の測定結果に基づき環境の放射線の状態が正常か異常かを判定する異常判定手段と、放射線異常と判定された場合に、前記スペクトル利用校正手段によるエネルギー校正処理を停止する校正制御手段と、を有することを特徴とする環境放射線モニタ。
IPC (2件):
G01T 1/16 ,  G01T 1/36
FI (2件):
G01T 1/16 A ,  G01T 1/36 A

前のページに戻る