特許

J-GLOBAL ID：200903022315904497

船舶用内燃機関のエキゾーストマニホールド冷却制御装置

発明者： 所 雅美
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 恩田 博宣
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-086051
公開番号（公開出願番号）：特開平11-280508
出願日： 1998年03月31日
公開日（公表日）： 1999年10月12日
要約：

【要約】【課題】 船舶用内燃機関を減筒処理する際に、減筒対象のバンク側のエキゾーストマニホールド内に水滴が生じたり、シリンダ自体が冷却されすぎてエミッションの悪化につながることを防止する。【解決手段】 可変気筒制御により第2バンク4bの駆動が停止されると、第2バンク4bに設けられたエキゾーストマニホールド10の排気を冷却するためのエキゾーストマニホールド冷却水通路18における冷却水の流れを、絞り弁28を絞ることにより減少する。このように、冷却水の流れが減少することにより、冷却水による冷却速度が通常よりも鈍くなる。このため、エキゾーストマニホールド10内に滞留している排気や第2バンク4bのシリンダの温度は大きく低下することはない。したがって、排気が露点に達せず水滴を生じることはなく、第2バンク4bの駆動が再開されてもエミッションは悪化しない。

請求項（抜粋）：

複数のバンクを設けるとともに、各バンクに設けられた燃焼室からの排気を、各バンク毎に設けられたエキゾーストマニホールドから外部に排出する船舶用内燃機関のエキゾーストマニホールド冷却制御装置であって、前記エキゾーストマニホールド毎に設けられ、排気を冷却するための液体を流す液体通路と、前記船舶用内燃機関の運転状態に応じて、前記バンクの内の一部のバンクの駆動を停止する減筒手段と、前記液体通路の内、前記減筒手段により駆動停止されたバンクに設けられたエキゾーストマニホールドの排気を冷却するための前記液体通路における液体の流れを減少あるいは停止する冷却制御手段と、を備えたことを特徴とする船舶用内燃機関のエキゾーストマニホールド冷却制御装置。

IPC (5件)：

F02D 17/02 ,  F01N 7/08 ,  F01N 7/10 ,  F01P 3/20 ,  F01P 7/14

FI (6件)：

F02D 17/02 U ,  F02D 17/02 R ,  F01N 7/08 A ,  F01N 7/10 ,  F01P 3/20 T ,  F01P 7/14 N