特許
J-GLOBAL ID:200903022337440770

磁気ディスク装置及び同装置に適用するヘッド診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-172250
公開番号(公開出願番号):特開平11-016129
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】リードヘッドとして使用するMRヘッドのMR膜に許容範囲外の異常状態が出現しているか否かを自動的に診断できるようにして、リードエラーレートの悪化などの性能劣化を未然に防止することにある。【解決手段】CPU11は測定したOPの許容範囲を判定するためのOP1をメモリ13に保存する。CPU11は、所定の測定条件に基づいてリードヘッド3を使用してOP2を測定する。CPU11はメモリ13のOP1と測定したOP2とを比較判定することにより、リードヘッド3のMR膜に異常が発生しているか否かを推定する。CPU11はMR膜に異常が発生していると推定した場合に、ダミーライト動作を実行することにより、MR膜の異常がBHNが原因であればそのBHNを消失させることが可能となる。
請求項(抜粋):
ディスク上に記録したデータを読出すためのリードヘッドとして磁気抵抗効果型ヘッドを使用し、前記ディスク上にデータを書込むためのライトヘッドと前記リードヘッドとが分離した構造の磁気ヘッドを備えた磁気ディスク装置であって、前記ディスク上の特定トラックに所定の測定用データを前記ライトヘッドにより書き込み、前記特定トラックから前記リードヘッドにより前記測定用データを読出して前記特定トラックの基準位置に対する各オフセット量毎の再生出力値を測定する測定手段と、前記再生出力値に基づいて各オフセット量毎の許容範囲に含まれる許容再生出力値を設定してメモリに記憶する許容値設定手段と、所定の測定条件に従って前記測定手段の測定動作を実行させて、前記測定動作により得られた前記オフセット位置毎の再生出力値と前記メモリから読出した前記許容再生出力値とを比較して、前記リードヘッドが正常に機能しているか否かを判定する判定手段とを具備したことを特徴とする磁気ディスク装置。
IPC (2件):
G11B 5/455 ,  G11B 5/39
FI (2件):
G11B 5/455 D ,  G11B 5/39

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