特許
J-GLOBAL ID:200903022338723341

改良した特性を有する成形品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-510217
公開番号(公開出願番号):特表平8-502097
出願日: 1993年10月12日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】熱可塑性ポリマー、及び、固体材料の粒子を含有する改良添加剤系を含む溶融-押出可能な熱可塑性組成物を提供する。固体材料の粒子において、粒子の実質的に全てが最も長い方向で約0.001から約1マイクロメーターの範囲である粒子として存在し、及び、粒子の表面がポリマーの表面自由エネルギー以下である表面自由エネルギーを有するものである。また、粒子を、ある材料により熱可塑性ポリマーの表而自由エネルギー以下である表面自由エネルギーを有するコートした粒子表面を有することとなる材料によりコートすることができる。ある態様として、溶融-押出可能な熱可塑性組成物は、熱可塑性ポリオレフィン並びに第1成分及び第2成分からなる改良添加剤系として提供される。ここで、(A)第1成分は数平均分子量が約3000から約36000のアルキル置換されたポリシロキサンと定義され、熱可塑性ポリオレフィンをベースとして約0.01から約3重量パーセントの量で存在するものであり、(B)第2成分は疎水性ヒュームドシリカであり、第1成分:第2成分の重量比が約10から約70の範囲にあるものである。所望の態様として、第2成分の粒子は、約0.001から約1マイクロメーターであることがよい。組成物から溶融押出により不繊ウェッブを得、該不繊ウェッブは熱可塑性ポリオレフィンのみから調製した不繊ウェッブと比較して著しく増加した引張り強度を有する。
請求項(抜粋):
熱可塑性ポリマー、及び、固体材料の粒子であって、該粒子の実質的に全てが最も長い方向で約0.001から約1マイクロメーターの範囲であり、該粒子の表面が前記熱可塑性ポリマーの表面自由エネルギーと同じであるか、それよりも大きな表面自由エネルギーを有する固体材料の粒子を含有する改良添加剤系を含有する溶融押出可能な熱可塑性組成物。
IPC (6件):
C08L 23/02 KEF ,  C08K 3/36 KAH ,  C08K 7/02 KCJ ,  C08L 23/10 KEP ,  C08L 83/04 LRY ,  C08L101/00 LSY
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特許第4923914号

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