特許
J-GLOBAL ID:200903022349137061

交流励磁発電電動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-067754
公開番号(公開出願番号):特開平5-284798
出願日: 1991年03月08日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】 交流励磁発電電動装置は、可変速揚水発電システムに応用した場合、従来同期機に比べて高速高精度の出力制御ができるようになつたが、発電停止、揚水始動においては同期機特性の運転が適しており、そのための機能を交流励磁発電電動装置に付加すること。【構成】 発電停止又は揚水始動開始時は、すべり位相検出器9の二相出力が、状態切替論理33からの指令により、すべり位相演算器13、位相補償演算器37の出力から、発振器出力演算38、同期運転時位相演算器の出力に移行する。揚水始動完了後は、Iq調整39、Iq制御器41によりIqの調整を行うことで、発電停止又は揚水始動開始時とは逆の移行を行う。【効果】 交流励磁発電電動装置について、同期機特性による運転も行えるようにすることで、可変速揚水発電システムにおける安全で、操作容易な発電停止及び揚水始動が得られる。
請求項(抜粋):
交流系統に電機子巻線が接続された巻線型誘導機と類似の巻線構造を有する交流励磁同期機と、この交流励磁同期機の電機子巻線と励磁巻線との間に接続された周波数変換装置と、上記交流系統の電圧位相と上記交流励磁同期機の回転位相との差に等しいすべり位相と共に変化する一定振幅の正弦波信号を発生するすべり位相演算器と、このすべり位相演算器の出力を基準位相信号として入力し、この基準位相信号と同位相の横軸電流成分指令値及び90度位相遅れの縦軸電流成分指令値に基いて上記周波数変換装置から供給すべき励磁電流の指令値を演算して上記周波数変換装置に供給する励磁電流指令値演算装置とを備えた交流励磁発電電動装置において、上記すべり位相の変化率に等しいすべり周波数を演算するすべり周波数演算器と、このすべり周波数演算器の出力に応じて上記すべり位相演算器の出力信号の位相を補償する位相補償演算器とを設け、この位相補償演算器の出力信号を上記励磁電流指令値演算装置に対する基準位相信号として供給するように構成したことを特徴とする交流励磁発電電動装置。
IPC (2件):
H02P 9/08 ,  H02P 9/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-184228
  • 特開昭52-090756
  • 特開昭63-259268

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