特許
J-GLOBAL ID:200903022356069640

動力舵取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-245167
公開番号(公開出願番号):特開平7-096850
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 ステアリングホイールの無操舵時における電動モータの動作を適正に制御して動力消費を抑える。【構成】 圧油が消費されない中立時に、供給油路26の圧力が低いと油ポンプ21が駆動され、その結果差圧ΔPが第1所定値に達する。それ以後も電動モータ22の出力を低下させず、低速で駆動し続ける。そして、差圧ΔPが充分に大きくなって第2所定値に達したときに電動モータ22を停止する。電動モータ22が停止すると、センタークローズドタイプと言えどもリーク量があるため、差圧ΔPが小さくなる。その差圧ΔPが小さくなり、第1所定値になるまで電動モータ22を停止させる。そして、差圧ΔPがこれ以上小さくなるとパワーアシストに支障をきたす第1所定値に達すると、再び電動モータ22を低速で駆動する。こうして、電動モータ22を駆動させ、リーク量を補償して差圧ΔPを回復させる。
請求項(抜粋):
相対回転可能な入力軸と出力軸の間に設けられている方向切換弁と、操舵機構に機械的に連携されているピストンロッドと、そのピストンロッドに固定されているピストンの左右に形成されるシリンダ室を有するパワーシリンダと、前記パワーシリンダに供給油路を介して圧油を供給する油ポンプと、前記油ポンプを駆動する電動モータと、前記左右のシリンダ室の高圧側のシリンダ室の圧力と、前記供給油路の圧力との差圧を検出する差圧検出器と、前記電動モータの制御装置とを備えており、前記方向切換弁は、前記入力軸が前記出力軸に対して一方向側に相対回転すると前記供給油路を一方のシリンダ室に連通させ、前記入力軸が前記出力軸に対して他方向側に相対回転すると前記供給油路を他方のシリンダ室に連通させ、かつ、前記入力軸が前記出力軸に対して相対回転しない間は前記供給油路をいずれのシリンダ室とも遮断させるものであり、前記電動モータの制御装置は、前記差圧検出器の検出値が増加する間は第1所定値を超えて第2所定値に達するまでの間、前記電動モータを低速駆動させ、前記差圧検出器の検出値が減少する間は第2所定値を下回り第1所定値に達するまでの間、前記電動モータを停止させておくものであることを特徴とする動力舵取装置。
IPC (3件):
B62D 6/00 ,  B62D 6/02 ,  B62D123:00

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