特許
J-GLOBAL ID:200903022364143000

音声帯域拡大方法および音声帯域拡大装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-258448
公開番号(公開出願番号):特開平9-101798
出願日: 1995年10月05日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 帯域制限された入力音声を、入力音声の持つ周波数帯域を包含する広い周波数帯域を有する広帯域音声に変換することで高音質な音声を合成する。【解決手段】 帯域制限された入力音声を音声分析して狭帯域残差信号と狭帯域スペクトル包絡とに分離する音声分析器101と、狭帯域残差信号から広帯域残差信号を発生させる残差広帯域化器102と、狭帯域スペクトル包絡から広帯域スペクトル包絡を推定する包絡広帯域化器103と、広帯域残差信号と広帯域スペクトル包絡から広帯域合成音声を合成する音声合成器104と、広帯域合成音声から入力音声の持つ周波数帯域以外の帯域外成分を抽出するフィルタ105と、帯域外成分と入力音声とを時間軸上で波形重畳して、入力音声の持つ周波数帯域を包含する周波数帯域を有する広帯域音声を合成する音声重畳器106とを備えた構成を有する。
請求項(抜粋):
特定の周波数帯域に帯域制限された入力音声を、前記入力音声の周波数帯域を包含する広い周波数帯域を有する広帯域音声に変換する音声帯域拡大方法であって、前記入力音声を一定フレーム毎に線形予測分析して狭帯域残差信号と狭帯域スペクトル包絡とに分離し、前記狭帯域残差信号から非線形処理により広帯域残差信号を発生させ、前記狭帯域スペクトル包絡から広帯域スペクトル包絡を推定し、前記広帯域残差信号と前記広帯域スペクトル包絡とから線形予測合成法を用いて、入力音声の持つ周波数帯域を包含する広い周波数帯域を有する広帯域音声を合成することを特徴とする音声帯域拡大方法。
IPC (3件):
G10L 3/02 ,  G10L 5/02 ,  H04M 1/00
FI (3件):
G10L 3/02 A ,  G10L 5/02 J ,  H04M 1/00 H

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