特許
J-GLOBAL ID:200903022364581008

連続電解再生したイオンクロマトグラフィー用の充填床サプレッサー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-533752
公開番号(公開出願番号):特表2002-509238
出願日: 1999年02月17日
公開日(公表日): 2002年03月26日
要約:
【要約】(a)イオン交換樹脂のサプレッサー床(26)、(b)サプレッサーに隣接した電極チャンバ(44)、(c)電極チャンバ中の第1の電極(42)、(d)サプレッサー床を第1の電極チャンバから分離するバリヤであって、著しい液体の流動を防止する一方、サプレッサー床の樹脂と同じ電荷のイオンのみの移動を可能にする、前記バリヤ(40)、(e)樹脂床と電気的に通じている第2の電極(36)、及び(f)サプレッサーの出口ポートと前記電極チャンバとの間の再循環導管(30、32、34、38、48)を備えている、電解によるサプレッサー(22)を提供する。第2の電極は、サプレッサー中のイオン交換樹脂と接触していてもよく、あるいは第2の電極チャンバ内に配置されていてもよいアニオン分析について、(a)検出すべきアニオン及びカチオン水酸化物を含有する水性液体サンプル流をセパレータ床を通して流す工程、(b)水性流出液をセパレータ床からフロースルーサプレッサーを通して流す工程、(c)流出液をサプレッサーから検出器を通過して流す工程、(d)液体流出液を検出器から、サプレッサー床に近接し、第1のバリヤにより分離されたカソードチャンバを通して再循環させる工程、及び(e)カソードとアノードとの間に電位差を印加する工程を含む、装置の使用方法を提供するアノードで水が電解されて、カチオン交換樹脂上のカチオンをバリヤに向かってエレクトロマイグレートさせ、バリヤを渡ってカソードに向かって移動させる一方、カソードチャンバ中の水が電解されて水酸化物イオンを発生し、これが移動したカチオンと結合して、カソードチャンバ中でカチオン水酸化物を生成する。
請求項(抜粋):
イオンクロマトグラフィー用のサプレッサーであって、(a)正又は負の一方の電荷の交換可能なイオンを有するイオン交換樹脂のフロースルーサプレッサー床であって、各々サプレッサー入口ポート及び出口ポートと流体が通ずる液体サンプル入口部分及び出口部分を有する、前記サプレッサー床、(b)前記サプレッサーの入口部分に隣接して配置され、流体入口ポート及び出口ポートを有する、第1の電極チャンバ、(c)前記第1の電極チャンバ中に配置された、第1の電極、(d)前記サプレッサー床を前記第1の電極チャンバから分離する、第1のバリヤであって、該バリヤは著しい液体の流動を防止する一方、前記サプレッサー床の樹脂の交換可能なイオンと同じ電荷のイオンのみの移動を可能にし、前記第1の電極が該第1のバリヤと電気的に通じている、前記第1のバリヤ、(e)前記樹脂床の出口部分と電気的に通じている、第2の電極、及び、(f)前記サプレッサーの出口ポートと前記電極チャンバの入口ポートとの間の流体の流通を提供する、再循環導管、を備えた、前記サプレッサー。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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