特許
J-GLOBAL ID:200903022366289045

技術的プロセスの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-519409
公開番号(公開出願番号):特表平10-511484
出願日: 1995年11月25日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】1.技術的プロセス又は工程の制御方法、例えば車両における技術的プロセス又は工程の制御方法であって、1つの複雑ないし複合的な制御プログラムが、制御装置のマイクロコンピュータにより実行されようにした方法が提案される。ここで、前記の1つの複雑ないし複合的な制御プログラムが複数のタスクプログラムに分割されている。タスクプログラム(B)内部でのデータ無矛盾性ないし一貫性の確保のため、複数のタスクプログラム(A,B、C)によりアクセスされる大域的変数(X)に対して、大域的コピー(msgx)の他にその都度局所的コピー(msgx(B))をも、設けることが提案される。相応のタスクプログラム(B)は、それの実行処理期間中大域的コピー(msgx)におけるエントリに対してアクセスをし、そして、変数(X)に対する局所的コピー(msgx(B))を更新する。それに引き続いて、タスクプログラム(B)は、局所的コピー(msgx(B))で動作する。
請求項(抜粋):
技術的プロセス又は工程の制御方法、例えば車両における技術的プロセス又は工程の制御方法であって、1つの複雑ないし複合的な制御プログラムが、制御装置のマイクロコンピュータにより実行され、ここで、前記の複雑ないし複合的な制御プログラムが複数のタスクプログラムに分割され、ここにおいて、1つのタスクプログラムに1つの優先度、優先性、例えば、1つの固定的優先性、優先度及び、少なくとも1つの起動事象が対応付けられ、ここでは、その都度処理に対して最高の優先性、優先度を有するタスクプログラムが選択され、ここで、1つのタスクプログラムは、より一層高い優先性、優先度を有するタスクプログラムの実行の事後的要求に基づき中断、割り込み-インタラプトされ、そして、中断、割り込み-インタラプトされたタスクプログラムの実行が、優先度、優先性の一層高いタスクプログラムの実行の終了後継続されるようにした当該方法において、 少なくとも、複雑ないし複合的な制御プログラムの1つの変数(X)にに対して、大域的コピー(msgx)の他に、その都度局所的コピー(msgx(A)、msgx(B)、msgx(C))も、少なくとも次のようなタスクプログラム(A,B)向けに設けられ、即ち、変数(X)への書込アクセスをし得る比較的に優先度、優先性の高いタスクプログラム(C)により中断、割り込み-インタラプト可能であるようなタスクプログラム(A、B)向けに設けられ、ここで、前記の複雑ないし複合的な制御プログラムへのアクセスは、それの実行期間中、少なくとも2つのタスクプログラム(A,B、C)によりなされるようにし、また、前記タスクプログラム(A,B)は、それの実行の際、例えば、それの実行の始めにて変数(X)に対する大域的コピー(msgx)のエントリの、それの局所的コピー(msgx(A)、msgx(B))内への転送を行い得、それに引き続いて例えば、それの実行時間の残り時間に対して変数(X)の局所的コピー(msgx(A)、msgx(B))へのアクセスをするようにしたことを特徴とする技術的プロセスの制御方法。
IPC (2件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 9/46
FI (2件):
G06F 9/46 340 B ,  G06F 9/46 340 F
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-302026
  • 特開昭60-209860
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • ITRON標準ガイドブック2, 19941220, 初版, 第71-87頁

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