特許
J-GLOBAL ID:200903022367102836

構造データをプリフェッチするための処理装置を動作させる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-245123
公開番号(公開出願番号):特開2000-250808
出願日: 1999年08月31日
公開日(公表日): 2000年09月14日
要約:
【要約】【課題】しばしば実行されるコード断片により発生された一連のアドレスを従来のプロセッサが学習できるように、プロセッサに付加される機構を提供する。【解決手段】構造データをプリフェッチする方法であり、さらに詳しくいえば、プロセッサにより行われたアドレス参照を観察し、構造データに対して行われたアクセスのパターンをそれらの参照から学習するための機構を用いる。構造データとは、配列、レコードなどの関連するデータ、およびリンクとポインタとを含んでいるデータの集まりを意味する。同じようにして構造化されたデータに対して以後のアクセスが行われると、その機構は、新しいアクセスのために必要とされる一連のアドレスを前もって発生する。この一連のアドレスは、命令が通常それを要求するより多少早く得るためにメモリによって利用され、それによって、データの到着を待っている間のメモリ待ち時間に起因するアイドル時間をなくす。
請求項(抜粋):
比較的遅い主メモリと比較的速いキャッシュメモリとを備える記憶装置を含み、プログラム命令とデータを処理するプロセッサを備え、アイテムがアクティブに用いられている間は前記キャッシュメモリへ記憶され、当該アイテムがアクティブでなくなった場合、新たにアクティブとなったアイテムのために前記キャッシュメモリから除去するような処理装置を動作させる方法において、前記プロセッサに、前記プロセッサがアイテムを要求するよりも早くそれらのアイテムを取得して前記キャッシュメモリに送るように、前記主メモリに一連のプリフェッチアドレスを送り、アイドル時間を短縮するプリフェッチユニットを備え、前記プリフェッチユニットを制御するヒントフィールドで各命令をエンコードし、前記ヒントフィールド内の情報が、構造データ内のベースアドレスに対するオフセットを前記プリフェッチユニットが検出できるようにし、かつ、新しいベースアドレスに対し相対的な前記検出されたオフセットを用いて一連のプリフェッチアドレスを発生することを特徴とする、構造データをプリフェッチするための処理装置を動作させる方法。
Fターム (5件):
5B005JJ11 ,  5B005KK12 ,  5B005MM01 ,  5B005NN22 ,  5B005NN61
引用特許:
審査官引用 (1件)

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