特許
J-GLOBAL ID:200903022388145144

無線通信装置及び通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-126457
公開番号(公開出願番号):特開平8-321799
出願日: 1995年05月25日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【目的】 指向性ダイバシティを用いてマルチパス対策を行う際、比較的広い指向性を持った小型アンテナにて良好なマルチパス対策を実現できるようにする。【構成】 無線LANにおいて、基幹用スイッチ側の通信装置20には、送信時と同じ旋回方向の電波を受信可能な複数のアンテナ装置を設け、ネットワーク端末側の通信装置10には、そのアンテナ装置と同じ円偏波を送受信可能な第1アンテナ装置と、第1アンテナ装置とは旋回方向の異なる円偏波を送受信可能な第2アンテナ装置との2種類のアンテナ装置を夫々複数設ける。この結果、通信装置10-20間に形成される通信経路を、第1アンテナ装置を用いた直接波54又は複数回反射波による通信経路と、第2アンテナ装置を用いた奇数回反射波56a,56bによる通信経路との2種類に区別でき、各アンテナ装置の交差偏波識別により各通信経路でのマルチパスの影響を抑圧できる。
請求項(抜粋):
所定の指向性を有し、且つ指向性の向きが互いに異なるように設置された複数のアンテナ装置と、該複数のアンテナ装置の中から他の無線通信装置との通信状態が良好な1又は所定個のアンテナ装置を選択するアンテナ選択手段と、を備え、該アンテナ選択手段により選択されたアンテナ装置を用いて他の無線通信装置との間で通信を行う、指向性ダイバシティを用いた無線通信装置において、前記複数のアンテナ装置を、反射により偏波の方向が変化する電波を送受信可能で、しかも送受信可能な偏波の方向が互いに異なる2種類のアンテナ装置から構成してなることを特徴とする無線通信装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭64-077230

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