特許
J-GLOBAL ID:200903022388791240

車両用加速時スリップ防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-033782
公開番号(公開出願番号):特開平9-228870
出願日: 1996年02月21日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】触媒の温度検出遅れによる燃料遮断禁止制御の遅れを防止し、これにより、触媒コンバータ等の排気系部品の異常過熱による排ガス浄化性能低下や損傷を防止すること。【解決手段】エンジントルク低減手段bによる燃料供給カット量と吸入空気量検出手段cで検出された吸入空気量から、その状態にて到達する最大触媒温度を予測的に算出し、これに長短2種類の遅れ時定数による遅れ補正をかけて触媒温度推定値を算出する触媒温度算出手段dと、加速スリップ状態検出手段aで駆動輪の加速スリップ状態が検出されると、触媒温度算出手段dで算出された触媒温度推定値が所定の触媒保護温度未満であればエンジントルク低減手段bにより燃料供給をカットするトルク低減制御を行ない、触媒温度推定値が所定の触媒保護温度以上であればエンジントルク低減手段bによる燃料供給カット量を減少補正する触媒保護補正制御を行なう加速スリップ制御手段eとを備える。
請求項(抜粋):
駆動輪の加速スリップ状態を検出する加速スリップ状態検出手段と、エンジンの各気筒に対する燃料供給をカットすることによりエンジントルクを低減させるエンジントルク低減手段と、エンジンの吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、エンジンの排気系に設けられていて排気を浄化するための触媒と、前記エンジントルク低減手段による燃料供給カット量と前記吸入空気量検出手段で検出された吸入空気量から、その状態にて到達する最大触媒温度を予測的に算出し、これに長短2種類の遅れ時定数による遅れ補正をかけることにより触媒温度推定値を算出する触媒温度算出手段と、前記加速スリップ状態検出手段で駆動輪の加速スリップ状態が検出されると、前記触媒温度算出手段で算出された触媒温度推定値が所定の触媒保護温度未満であれば前記エンジントルク低減手段により燃料供給をカットするトルク低減制御を行ない、前記触媒温度推定値が所定の触媒保護温度以上であれば前記エンジントルク低減手段による燃料供給カット量を減少補正する触媒保護補正制御を行なう加速スリップ制御手段と、を備えていることを特徴とする車両用加速時スリップ防止装置。
IPC (8件):
F02D 41/10 330 ,  F01N 3/18 ,  F01N 3/20 ,  F02D 29/02 311 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 45/00 312 ,  F02D 45/00 ,  F02D 45/00 360
FI (8件):
F02D 41/10 330 B ,  F01N 3/18 Z ,  F01N 3/20 V ,  F02D 29/02 311 A ,  F02D 41/04 330 M ,  F02D 45/00 312 E ,  F02D 45/00 312 R ,  F02D 45/00 360 C

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