特許
J-GLOBAL ID:200903022392705170
リオフィルタの設計方法およびリオフィルタ設計用プロット図
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
富沢 知成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-351647
公開番号(公開出願番号):特開2005-115205
出願日: 2003年10月10日
公開日(公表日): 2005年04月28日
要約:
【課題】 簡便、効率的、かつ汎用性に優れたリオフィルタの設計方法を提供すること。 【解決手段】 本方法は、グラフを用いて中心波長その他の必要なパラメータを決定することによるリオフィルタの設計を可能とする。次数ごとに複屈折フィルタの透過率が極大値を示す条件と、中心波長の半値幅値ごとの条件とがグラフとして予めプロットされたプロット図を用い、設計すべきリオフィルタの中心波長およびその半値幅を決定し(S1)、決定された中心波長をプロット図中にグラフとして図示し、これとプロット図中の決定された半値幅値に係る条件を示すグラフとの交点を求め(S2)、該交点から光路差軸に下ろした垂線により、中心波長のm倍または(m+1/2)倍(mは整数)の値をとる光路差値の中から、リオフィルタに用いる光路差を決定する(S3)。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
グラフを用いて中心波長その他の必要なパラメータを決定することにより行うリオフィルタの設計方法であって、該方法は、
(I)該グラフに係るグラフエリアには、一方の軸として波長が示される波長軸、他方の軸として光路差が示される光路差軸が設けられているとともに、次数ごとに、複屈折フィルタの透過率が極大値または極小値の少なくともいずれか一方を示す条件が複数のグラフとして予めプロットされており、
(II)さらに該グラフエリアには、前記パラメータの一つたる中心波長の半値幅値ごとに、半値幅値を満足するための条件が複数のグラフとして予めプロットされており、
(III)設計すべき該リオフィルタのパラメータのうち、中心波長およびその半値幅を決定し、
(IV)決定された中心波長を該グラフエリア中にグラフとして図示し、これと前記(II)のプロット中の決定された半値幅値に係る条件を示すグラフとの交点を求め、
(V)mを整数として、該中心波長のm倍または(m+1/2)倍の値をとる光路差値の中から、該交点から前記光路差軸に下ろした垂線により示される光路差値を、該中心波長を選択的に透過させるために用いる条件として決定することができる、
ことを特徴とする、リオフィルタの設計方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (4件):
2H048AA09
, 2H048AA12
, 2H048AA24
, 2H048AA25
引用特許:
出願人引用 (2件)
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半導体発光装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-345208
出願人:富士写真フイルム株式会社
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特許第3000669号「液晶表示装置」。明細書、発明の詳細な説明(作用)。図面、図4。
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