特許
J-GLOBAL ID:200903022403535850
ステンレスクラッド鋼用潜弧溶接ワイヤ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-015178
公開番号(公開出願番号):特開平8-206877
出願日: 1995年02月01日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ステンレスクラッド鋼の潜弧溶接ワイヤに係わり、特定した合金剤からなる充填剤をオーステナイト外皮に充填してなる充填ワイヤを用いて溶接することにより、合わせ材のステンレス鋼と母材の炭素鋼とを同一溶接材料で溶接しても溶接金属の耐食性、耐割れ性などの性能が劣化せず、健全な溶接金属を容易に能率良く得られることを可能とした潜弧溶接ワイヤを提供する事にある。【構成】 C,Si,Mn,Ni,Cr,Mo,N,Nb,Cuからなる合金剤をオーステナイト鋼外皮にワイヤ成分が特定量の合金成分及びCr当量とNi当量の比が限定範囲になるように充填したステンレスクラッド鋼用潜弧溶接ワイヤ。【効果】 ステンレスクラッド鋼用の溶接を本発明ワイヤで施工することにより溶接金属の耐食性、耐割れ性の信頼性を大幅に向上し、能率の良い施工が可能となる。
請求項(抜粋):
オーステナイト系ステンレス鋼製外皮中に合金剤で構成されるフラックスを充填してなる充填ワイヤにおいて、ステンレス鋼外皮とフラックスの一方、または両方に含有する成分の合計量として、ワイヤ重量比で、C :0.02〜0.10%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.3〜5.0%、Ni:6〜16%、Cr:20〜40%、Mo:5.0〜11.5%、N :0.005〜0.25%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、かつ、下式(1)に示す値Aが2.0〜5.0になるようにすることを特徴とするステンレスクラッド鋼用潜弧溶接ワイヤ。 A=Cr当量(Cr+Mo+1.5Si+0.5Nb) /Ni当量(30C+0.5Mn+Ni+0.4Cu+30N) (1)
IPC (2件):
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