特許
J-GLOBAL ID:200903022406259039

吸放湿性多孔質構造体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工業技術院名古屋工業技術研究所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-294597
公開番号(公開出願番号):特開2000-104353
出願日: 1998年09月30日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】 成形性を有しない多孔質粉末の水蒸気吸着量を低減させることなく成形・固化を行い自律的調湿機能を示す多孔質壁材の製造方法等を提供する。【解決手段】 シリカゾルの粘性を利用して成形・固化体を作成し乾燥することにより、多孔質性を損なわずに吸湿性と吸水性を兼ね備えたナノメートルオーダーの細孔を有する多孔質壁材を製造する。【効果】 成形性のない多孔質粉末の強度と水蒸気吸着量を両立させる成形法でなおかつ省エネルギー的な多孔質固化体作製法を提供することにより、ナノメートルオーダーの細孔内で生じる毛管凝縮現象により、外部からエネルギーを与えることなく、自律的に湿度調整機能を有する機能性材料の供給が可能となる。
請求項(抜粋):
自律的調湿機能を有する吸放湿性多孔質構造体を製造する方法であって、水蒸気の吸放湿特性を減少させないように、メソスコピックなサイズ(2〜50nm)の細孔を有する多孔質粉末にシリカゾルを混合後乾燥することにより多孔質材料を固化させ、焼結しないことを特徴とする省エネルギー的な吸放湿性多孔質構造体の製造方法。
IPC (2件):
E04B 1/64 ,  C04B 38/00 301
FI (2件):
E04B 1/64 D ,  C04B 38/00 301 Z
Fターム (10件):
2E001DB05 ,  2E001FA03 ,  2E001FA06 ,  2E001GA81 ,  2E001HA21 ,  4G019DA04 ,  4G019LA06 ,  4G019LB02 ,  4G019LC01 ,  4G019LD02

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