特許
J-GLOBAL ID:200903022420225473

熱延連続化プロセスを用いた成形性と表面性状に優れた加工用熱延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-110082
公開番号(公開出願番号):特開平11-293343
出願日: 1998年04月07日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 熱延鋼板の材質を全長に亘って均一にするとともに、先端部の材質不良による歩留り低下を防止し、加熱炉における省エネルギーによるコストメリットを向上させる。【解決手段】 C:0.001〜0.1%、B:0.001〜0.005%を含むスラブを、加熱炉での抽出温度を1150°C以下とし、粗圧延された鋼板を曲げ歪0.5%以上、曲げ歪速度0.05s-1以上で巻取り、3秒以上1°C/s以下の冷却速度で保持し、その後捲戻し、引き続き該鋼板の先端を、その前に粗圧延され圧延ラインを先行する鋼板の後端に接合して連続的に熱間仕上圧延を行い、圧延終了後10°C/s以上の冷却速度で一旦300°C以下まで冷却した後、10°C/s以上の昇温速度で350°C〜700°Cまで昇温して捲取るることにより成形性と表面性状に優れた加工用熱延鋼板を製造する方法。
請求項(抜粋):
C:0.001〜0.1mass%、Mn:0.1〜1.0mass%、Si:0.001〜1.0mass%、P:0.001〜0.025mass%、S:0.0005〜0.025mass%、Al:0.001〜0.1mass%、N:0.0005〜0.01mass%、B:0.001〜0.005mass%を含み、その他がFeと不可避的不純物からなるスラブを加熱し、粗圧延した鋼板を曲げ歪0.5%以上、曲げ歪速度0.05S-1以上で巻取り、3秒以上1°C/s以下に冷却速度を保持し、その後捲戻し、引き続き該鋼板の先端を、その前に粗圧延され圧延ラインを先行する鋼板の後端に接合して連続的に熱間仕上圧延を行い、圧延終了後10°C/s以上の冷却速度で300°C以下まで冷却した後、10°C/s以上の昇温速度で350°C〜700°Cまで昇温し捲取ることを特徴とする成形性と表面性状に優れた加工用熱延鋼板の製造方法。
IPC (7件):
C21D 9/46 ,  B21B 1/26 ,  B21B 3/00 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/54
FI (7件):
C21D 9/46 T ,  B21B 1/26 E ,  B21B 3/00 A ,  C21D 8/04 A ,  C22C 38/00 301 W ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/54

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