特許
J-GLOBAL ID:200903022430560556

ハンズフリー通話装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中井 宏行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-027179
公開番号(公開出願番号):特開平8-223275
出願日: 1995年02月15日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】効果的にハウリングの発生を抑圧することができ、かつ、双方向同時通話が可能なハンズフリー通話装置を安価に提供することを目的とする。【構成】スピーカ30と、スピーカ30からの距離が異なるように同一匡体3内に配置された2個のマイクロフォン31a、31bと、各マイクロフォン31a、31bに対応して設けられ、各マイクロフォン31a、31bからの出力信号をそれぞれ増幅する送話信号増幅手段21a、21bと、上記スピーカへの入力信号を増幅する受話信号増幅手段20と、フィルタ502及び演算処理手段503により送話信号に含まれる受話信号の直接結合成分を抑圧する直接結合抑圧処理部50と、送話信号に含まれる受話信号の音響結合成分を抑圧する音声スイッチ1とにより構成される。
請求項(抜粋):
受話信号を音声へ変換して出力するスピーカと、送話音声を電気信号へ変換して出力するマイクロフォンが同一匡体内に取り付けられ、スピーカからマイクロフォンへ至る音響結合に起因するハウリングを抑圧する音声スイッチを備えた通話装置において、上記マイクロフォンが、スピーカに近い位置に配置された第一のマイクロフォンとスピーカから遠い位置に配置された第二のマイクロフォンで構成され、第一のマイクロフォンの出力信号を増幅する第一の送話信号増幅手段と、第二のマイクロフォンの出力信号を増幅する第二の送話信号増幅手段と、上記スピーカへの入力信号を増幅する受話信号増幅手段とを備え、送話信号に含まれ、スピーカを介してマイクロフォンへ直接的に回り込む音声成分を抑圧する直接結合抑圧処理部を上記音声スイッチの前段に設け、上記直接結合抑圧処理部が、上記第一の送話信号増幅手段の出力信号と予め同定されたスピーカから直接的に各マイクロフォンへ至る音響直接伝搬系の伝達関数の比を表す伝達関数とを畳み込み演算するフィルタと、上記フィルタの出力信号と上記第二の送話信号増幅手段の出力信号との差分を求める演算処理手段とにより構成されることを特徴とするハンズフリー通話装置。
IPC (3件):
H04M 1/60 ,  H04B 3/23 ,  H04M 9/08
FI (3件):
H04M 1/60 C ,  H04B 3/23 ,  H04M 9/08

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