特許
J-GLOBAL ID:200903022434354152

連続鋳造鋳片スラブの熱間幅圧下圧延時の表面割れ防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-088928
公開番号(公開出願番号):特開平7-290101
出願日: 1994年04月26日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 Nb,Al,TiやV等を含有する鋼を連続鋳造によって製造した後、熱間で幅圧下する時に発生する割れ欠陥を回避する方法を提供する。【構成】 鋳造時に冷却・昇温を特定の温度域で2回以上繰り返すこと、幅圧下前に3%以上の圧下率で水平圧下を先行させること、更にはこの組み合わせにより、熱間圧延時の加工性を低下させるγ粒界の炭窒化物を、変態や再結晶を活用して粒界から外すことにより、熱間加工性を改善し、幅圧下時の割れ欠陥を防止する連続鋳造および熱間圧延方法。【効果】 熱間で幅調整圧延した場合に発生する割れ欠陥が防止できることから、直送圧延可能な良鋳片が、経済性を損なわずに得られる。
請求項(抜粋):
重量%で、Nb:0.005〜0.100%、V:0.005〜0.150%、Ti:0.005〜0.100%のいずれか1種または2種以上を含有し、且つAl:0.020〜0.100%、N≧20ppm のアルミキルド溶鋼またはアルミシリコンキルド溶鋼を彎曲型連続鋳造機で鋳片スラブを鋳造し、この鋳片スラブを彎曲型連続鋳造機の最終曲げ矯正以降で鋳片スラブ表面から10mm以内の温度をAr3 -100°C以下の冷却と1000°C以上1250°C以下の昇温を2回以上繰り返した後、熱間幅圧下圧延を行うことを特徴とする連続鋳造鋳片スラブの熱間幅圧下圧延時の表面割れ防止方法。
IPC (6件):
B21B 1/00 ,  B22D 11/12 ,  B22D 11/124 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14

前のページに戻る