特許
J-GLOBAL ID:200903022435099911

増幅回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-225378
公開番号(公開出願番号):特開平10-070423
出願日: 1996年08月27日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】1系統の増幅器が故障しても信号利得および出力レベルの低下を回避できる並列合成増幅回路を提供する。【解決手段】90°ハイブリッド型の分配器2と合成器3と増幅器A1と増幅器A2とが並列合成増幅回路の基本回路になる。増幅器A1の故障時には、分配器2のアイソレーション端子ISと結合端子Cとを高周波数信号S1の同相全反射端子となし、合成器3の伝達端子Tと入出力端子IOとを高周波数信号S3bの同相全反射端子となすとともにアイソレーション端子ISを高周波数信号S3bの出力端子にする。また、増幅器A2が故障の場合には、分配器2の入出力端子IOと伝達端子Tとを高周波数信号S1の同相全反射端子となし、合成器3の結合端子Cとアイソレーション端子ISとを高周波数信号S3aの同相全反射端子となすとともに入出力端子IOを高周波数信号S3aの出力端子にする。
請求項(抜粋):
正常動作時には、高周波入力端子からの第1高周波数信号を入出力端子に受けて90°位相差で伝達端子と結合端子とに等分配する90°ハイブリッド型の分配器と、前記分配器の結合端子からの等分配された前記第1高周波数信号を増幅する第1増幅器と、前記分配器の伝達端子からの等分配された前記第1高周波数信号を増幅する前記第1増幅器とほぼ同特性の第2増幅器と、前記第1増幅器が増幅した前記第1高周波数信号を伝達端子に受けるとともに前記第2増幅器が増幅した前記第1高周波数信号を結合端子に受け,同相合成した前記第1高周波数信号を入出力端子に生じる90°ハイブリッド型の合成器とを備える増幅回路において、前記第1増幅器が故障の場合には、前記分配器のアイソレーション端子と前記結合端子とを前記高周波入力端子から前記入出力端子に供給される前記第1高周波数信号の同相全反射端子となし、前記合成器の前記伝達端子と前記入出力端子とを前記第2増幅器からの前記第1高周波数信号の同相全反射端子となすとともにアイソレーション端子を前記第1高周波数信号の出力端子にし、前記第2増幅器が故障の場合には、前記分配器の前記入出力端子と前記伝達端子とを前記高周波入力端子から前記アイソレーション端子に供給される前記第1高周波数信号の同相全反射端子となし、前記合成器の前記結合端子と前記アイソレーション端子とを第1増幅器からの前記第1高周波数信号の同相全反射端子となすとともに前記入出力端子を前記第1高周波数信号の出力端子にすることを特徴とする増幅回路。

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