特許
J-GLOBAL ID:200903022435993000

閉止装置および合成樹脂製キャップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外12名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-229990
公開番号(公開出願番号):特開平11-059791
出願日: 1997年08月26日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 タンパーエビデンス性を向上し、かつキャップを容器に装着して開栓する際に、TEリングを確実に切断し得る閉止装置とキャップの提供。【解決手段】 TEリング部9に12枚のタブ11を備えた合成樹脂製のキャップと、口部の上端部外周に雄ネジ22とその下方の膨出部23が形成され、膨出部23に、装着されたキャップを開栓方向に回した際に、キャップのタブに係合して押し下げる傾斜面を有する4つの押下部24が形成された容器21とからなり、ブリッジ延伸手段の押下部と延長段部の周方向長さa,隣合うブリッジ延伸手段の先端間の長さc,タブ先端の周方向長さd,隣合う二つのタブのそれぞれの先端の間の周方向長さe,隣合う二つのブリッジ延伸手段の間の長さgであり、g<2d+eの関係である時、2d+e≦c-aと、d+2e≧aなる関係を満たすように構成された閉止装置と、それに用いられる合成樹脂製キャップ。
請求項(抜粋):
容器と、その口部に装着される合成樹脂製キャップとからなる閉止装置であって、前記合成樹脂製キャップは、天板部とその周縁から垂下した筒部とからなるキャップ本体を備え、該筒部が切断可能な弱化ラインによって、該弱化ラインより上部の主部と、下部のタンパーエビデンスリング部とに区画され、該主部の内壁面にネジ部が形成され、かつタンパーエビデンスリング部の内壁面に板状に突出し起伏可能な12枚のタブが周方向に沿って列設され、前記容器は、その口部の上端部外周に雄ネジが形成され、該雄ネジの下方に、環状の膨出部が形成され、かつ該膨出部に、該容器口部に装着された前記合成樹脂製キャップを開栓方向に回した際に、該キャップのタブに係合して該タブを押し下げる、キャップ開栓方向に向けて漸次下方に膨出する傾斜面を有する押下部と、該押下部によって押し下げられたタブに係合してその上方への移動を阻止する延長段部と、該延長段部の押下部との反対側に設けられ、キャップ開栓方向に向けて漸次突出高さを減じる収納ガイド面とを有する4個のブリッジ延伸手段が連設されてなり、a:ブリッジ延伸手段の押下部と延長段部の周方向長さb:収納ガイド面の周方向長さc:隣合うブリッジ延伸手段の先端間の長さd:タブ先端の周方向長さe:隣合う二つのタブのそれぞれの先端の間の周方向長さg:隣合う二つのブリッジ延伸手段の間の長さ(C-(a+b))が、次式(A)g<2d+e ......(A)の関係にある時、次式(B),(C)2d+e≦c-a ......(B)d+2e≧a ......(C)の関係を満たすように構成されたことを特徴とする閉止装置。
IPC (2件):
B67B 1/00 ,  B65D 41/34
FI (2件):
B67B 1/00 ,  B65D 41/34
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公平3-056990
  • 特公平3-056990

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