特許
J-GLOBAL ID:200903022438018025

回転型膜分離装置の濾過板構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-117260
公開番号(公開出願番号):特開平8-309160
出願日: 1995年05月16日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】濾過膜の目詰まりが少なく、且つ寿命が長い回転型膜分離装置用濾過板の提供。【構成】濾過板18は、支持板32の両面にスペーサ34、34を介して濾過膜36、36が被覆されている。前記支持板32は、外周部に集水口52、52、...が形成されるとともに、内部にその集水口52、52、...と駆動軸20の連通路58、58、...を連通する集水路54、54、...が形成されている。濾過膜36を透過した濾過液は、外周方向に吸引され、スペーサ34、34を通って集水口52、52、...に導入される。そして、集水口52、52、...に導入された濾過液は、中心方向に吸引されて集水路54、54、...を通って駆動軸20内に導入される。これにより、膜面の単位面積当たりの透過水量の値を平均化することができ、濾過膜の全面から平均的に濾過液を吸引することがでる。また、目詰まりが生じても、その詰まり方が弱くなるため、洗浄による膜の詰まりの回復が良くなり、濾過膜36、36の寿命が長くなる。
請求項(抜粋):
軸方向に所定間隔で複数の連通口が形成された中空の駆動軸をケーシング内に回転自在に設けるとともに、該駆動軸に濾過板を前記各連通口に臨んでそれぞれ固定し、前記ケーシング内に供給される被濾過液を回転する前記濾過板内に透過して濾過し、その濾過液を前記駆動軸の内部を通して排出する回転型膜分離装置において、前記濾過板は、外周部に集水口が形成されるとともに、内部に該集水口と前記駆動軸に形成された連通口とを連通する集水路が形成された支持板と、該支持板の両面に通水可能なスペーサを介して被覆された濾過膜と、からなることを特徴とする回転型膜分離装置の濾過板構造。

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