特許
J-GLOBAL ID:200903022438395538

ノイズ低減回路およびこの回路を用いたエコーキャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川▲崎▼ 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-117641
公開番号(公開出願番号):特開平7-303073
出願日: 1994年05月06日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 近端音声信号にノイズが含まれている場合であってもそのノイズを低減することができ、かつ、エコーを十分に打ち消すことができるようにすること。【構成】 双方向無通話状態検出回路11は、遠端話者および近端話者とがともの通話状態にない場合を検出する。ノイズ推定回路12は、遠端話者および近端話者とがともに通話状態でない場合において、近端音声入力Sinに含まれるノイズの周波数特性を推定する。ノイズ軽減回路13は、推定されたノイズを差し引くような周波数特性に設定され、近端音声入力Sinに含まれるノイズを低減する。遠端音声入力とノイズが低減された近端音声入力とに基づいてエコーキャンセルが行なわれるので、ハイブリッド回路2におけるエコーが十分に打ち消されることとなる。
請求項(抜粋):
4線路を通じて送られる音声と2線路を通じて送られる音声との間の伝送を行なう電話回線網に設けられるノイズ低減回路であって、4線路側の音声に対応する第1の音声信号と2線路側の音声に対応する第2の音声信号との各々から、前記4線路および前記2線路を通じて送られる各音声がともに無通話状態であることを検出する無通話状態検出手段と、前記無通話状態検出手段により検出された無通話状態における、第2の音声信号のノイズ成分を推定するノイズ推定手段と、前記ノイズ推定手段で推定されたノイズ成分にしたがって、前記第2の音声信号のノイズを打ち消して低減させるノイズ低減手段とを具備することを特徴とするノイズ低減回路。
IPC (2件):
H04B 3/23 ,  H04B 1/10
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-140964
  • 特開昭63-018752
  • 特開昭63-043451

前のページに戻る