特許
J-GLOBAL ID:200903022439568304
低温液化ガス貯蔵設備及びその運転方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-199021
公開番号(公開出願番号):特開平10-038199
出願日: 1996年07月29日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 圧縮機の負担を軽減して動力費の削減を図ると共に、火力発電所等の需要先の運用に制約をなくして該需要先の運用効率を向上する。【解決手段】 低温タンク1から抜き出したLNG2(低温液化ガス)を昇圧して気化器5へと導く昇圧手段をポンプ8,9による二段階の昇圧方式とし、低温タンク1内で発生した気化ガス2’を圧縮機7へ導くライン6’と、圧縮機7により昇圧されたガス2’を気化器5の出側に合流するライン6と、圧縮機7の低圧段からガス2’を抜き出してポンプ8の出側に合流するライン10とを設け、高負荷運転時にはライン10を選択してガス2’をLNG2中に液化させて溶け込ませ、低負荷運転時には低温タンク1のガス相に蓄圧し、ガス相の圧力がタンク設計圧力値付近まで上昇してしまった時にのみライン6を選択して低温タンク1からガス2’を抜き出す。
請求項(抜粋):
低温タンクから抜き出した低温液化ガスを昇圧して気化器へと導く昇圧手段をプライマリーポンプとセカンダリーポンプとによる二段階の昇圧方式として構成し、前記低温タンク内で発生した気化ガスを圧縮機に導く吸入ラインと、前記圧縮機により昇圧された気化ガスを前記気化器の出側に合流する圧縮機出口ラインと、前記圧縮機の低圧段から気化ガスを抜き出して前記プライマリーポンプの出側に合流するバイパスラインとを設け、該バイパスラインと前記圧縮機出口ラインとを選択的に切り替え得るよう構成したことを特徴とする低温液化ガス貯蔵設備。
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